- ホーム
- ニュース・トピックス&更新情報一覧
- タイ湾南部にある絶海の孤島「ローシン」クルーズレポート

現地の海から2025.09.10
バラクーダやギンガメアジ、ジンベエザメも!タイ湾南部の絶海の孤島「ローシン」
年に2カ月だけ開催のダイブクルーズをレポート
世界中のダイバーから人気を集めるタイですが、実はまだあまり知られていない“穴場スポット”も数多く存在します。以前の記事では、大物から人気マクロまで揃う「ラチャノイ島」をご紹介しましたが、今回はジンベエザメに出会えるかもしれない絶海の孤島「ローシン」のダイブクルーズの様子をレポートします。
情報を提供してくれたのは、タイ現地のダイビングサービス《ほうぼう屋》の伊藤さん。タイ湾南部にあるローシンは年にわずか2カ月しかアクセスできず、《ほうぼう屋》のダイブクルーズでも年に1回あるかどうかの不定期開催。本土から約10時間の大海原を越え、目印となるのはポツンと佇む一本の灯台。その足下には、1ダイブでは潜りきれないほど大きな岩礁が広がっています。

8月中旬、数年ぶりに開催した今回のローシンクルーズは、コンディションも良好。岩礁の浅瀬から水底にかけては無数のエダサンゴが点在し、潮通しの良いエリアではアジやバラクーダといった“ヒカリモノ”の群れも見られました。透明度の高いローシンは、ジンベエザメとの遭遇チャンスがある海域として人気ですが、残念ながら今回は出会えなかったそうです。それでも、水中ではギンガメアジの大群やイエローバックフュージリア、ウメイロモドキの群れに囲まれ、船上ではお寿司や飲茶、BBQなど豪華な食事を堪能。計11本のダイビングで大満足のクルーズになったとのこと。
2026年のローシンクルーズは未定ですが、《ほうぼう屋》では年末年始やGW、お盆などに特別企画クルーズを毎年開催しているそうなので、タイの秘境ダイビングに興味のある方はショップのHPやブログを要チェック!

◎ 画像・情報提供≫ 伊藤 政英《ほうぼう屋シミラン店》
[関連特集・記事]
≫ タイ・ダイビングショップ情報
≫ タイ・アンダマン海ダイビングガイド
≫ タイ・タイ湾ダイビングガイド
ライター/三浦エリカ
☆ ☆ ☆

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます