年間125万人が訪れるダイビング情報サイト

Marine Diving web

伊豆週末情報2025.09.10

9/12(金)〜15(月)
伊豆週末情報(透明度、水温、魚)
〜富戸、IOP、神子元、大瀬崎、獅子浜〜

伊豆半島は関東や東海方面から行きやすいダイビングエリア。このトピックスでは、現地サービスの皆さんから現在の海況や、海の中の最新ニュース、今週末の予想などを聞いて月に数回ご紹介する連載です。今週のピックアップエリアは秋の海とは思えない【富戸】、季節来遊魚が出現し始めた【IOP】、ハンマーとの遭遇率が目まぐるしく変化する【神子元】、透明度回復傾向の【大瀬崎】、ぜひ撮影したい被写体が待つ【獅子浜】です。潜りに行く際の参考にしてくださいね! 
★このページをお気に入り登録しておくと見るのに便利です。

伊豆半島ダイビングガイドはこちら

● 富戸
潮の入れ替わりに期待

この時期でもまだ見られているツノザヤウミウシ

この時期でもまだ見られているツノザヤウミウシ

ダイブヒーリング、志村さん:ショップ情報はこちら

◎透明度/5〜8m

◎水温/19〜27℃

◎一言コメント/先日の台風の影響で雨水が伊豆半島全域に入り込んでいて、秋とは違う雰囲気の海の中です。水温も浅場と深場で水温差があり、砂地では9月にしていまだにツノザヤウミウシなどが見られています。潮が入れ替わってくれればワイドの生き物たちも捨て難くなります。色々な群れ系が入ってきて、それを追い掛け回すカンパチやイナダなどを見ているのも楽しいですよ。とにかく、1日も早い潮の入れ替わりを期待しましょう。

◎見られる魚/ニシキフウライウオ、アカモンガラ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ホタルビオニハゼ、オキナワベニハゼ、イロカエルアンコウ、ベニカエルアンコウ、アジアコショウダイ、ツユベラ、サカタザメ、セトミノカサゴ、ツノザヤウミウシ、ミチヨミノウミウシ、ロータスミノウミウシ、ハクセンアカホシカクレエビ、イソコンペイトウガニ、アサヒガニ、イサキ幼魚の群れ、テンジクダイ科の幼魚の群れ、アジの群れ、タカベの群れなど

情報提供/ダイブヒーリング
富戸の特集はこちら/富戸ダイビング基本情報

● 伊豆海洋公園(IOP)
季節来遊魚の姿がちらほらと

海のアイドル、アオウミガメにも会えます♪

海のアイドル、アオウミガメにも会えます♪

マリンハウス レイアロハ、山田さん:ショップ情報はこちら

◎透明度/5~12m(潮の動きが大きく、暖かい所はニゴニゴで冷たい潮はすっきりしています)

◎水温/20~26℃(冷たいエリアの水温が少し上がってきました)

◎一言コメント/カミソリウオやツユベラyg、カンムリベラygなどの季節来遊魚も少しずつ増えてきました。中層はホウライヒメジやメジナなどの群れも多く、イトヒキアジなども観察できています。透明度が回復すればさらに楽しめる良い海になりそうです。

◎見られる魚/カミソリウオ、アオウミガメ、クマノミの卵、スケロクウミタケハゼ、ガラスハゼ、ヌノサラシ、イサキ・タカベ・ネンブツダイygの群れ、マツバギンポ・コケギンポ・トウシマコケギンポ、イセエビ・ゾウリエビ・ムチカラマツエビなどの甲殻類

情報提供/マリンハウス レイアロハ

● 神子元
ハンマーは出現の仕方が日々変化

良い潮に当たればハンマーの大群に遭遇できるチャンス!

良い潮に当たればハンマーの大群に遭遇できるチャンス!

神子元ハンマーズ、飯田さん

◎透明度/潮の影響もありますが良くて15m、悪くて5m(平均10mぐらい)

◎水温/表層は26〜27℃、水深を下げると22℃前後

◎一言コメント/アクティブで多彩な表情を見せてくれる海です。全体的に穏やかでダイビングには絶好のコンディションが続き、特に魚群の密度は日を追うごとに増し、「魚群爆発」とも言えるダイナミックな光景が楽しめています。台風の兆しがあった日にも決行できた、高い出航率も続いています。
ハンマーヘッドシャークについては、少数ながらコンスタントに現れる日があったり(8/28)、一瞬姿を見せるだけの難しいパターンもあれば(8/30、8/31)、群れとしてまとまって現れる日もありました(8/29、9/1、9/4)。
また、コロザメの出現も相変わらず多く、魚群やハンマーとは異なる魅力的な被写体となっています。

◎見られる魚/ハンマーヘッドシャーク、コロザメ、カマストガリザメ、メジロザメ、エイラクブカ、イサキ・タカベ・ニザダイ・カンパチの群れ

情報提供/神子元ハンマーズ
神子元の特集はこちら/神子元島でハンマーリバーを見よう!

● 大瀬崎
秋に向かい透明度回復傾向に

最近、新種に登録されたホタルビオニハゼも!

最近、新種に登録されたホタルビオニハゼも!

ネイチャーイン大瀬館:ショップ情報はこちら

◎透明度/3~8m

◎水温/24~26℃

◎一言コメント/大瀬海上花火大会も終わり秋が始まっていく中で、透明度はちょっとずつ回復してきています。冷たい潮はどこかへいき、全体的に暖かく潜りやすい水温になっています。そろそろハゼのシーズンが本格化してきますので、砂地をじっくり見張って生き物を探すのが楽しくなります!

◎見られる魚/ヒレナガネジリンボウ、コケギンポ、オオモンカエルアンコウ、アオリイカ、シマアジ、キビナゴ、イバラタツ、ハチジョウタツ

情報提供/ネイチャーイン大瀬館
大瀬崎の特集はこちら/新しくなったネイチャーイン大瀬館その魅力と新しい挑戦

● 獅子浜
深場は濁りがなくきれい!

まるでワイングラス! ナガサキニシキニナの卵

まるでワイングラス! ナガサキニシキニナの卵

獅子浜ダイビングサービス、西川さん:ショップ情報はこちら

◎透明度/2〜8m

◎水温/23〜28℃ 

◎一言コメント/週末は今のところ土曜日は潜れそうですが、日曜日は風が強く吹きそうです。浅場は濁りが目立ちますが深場はきれいです!

◎見られる魚/タツノイトコ、オオウミウマ、アカオビハナダイ、サクラダイ、スミレナガハナダイ、ネジリンボウ、サビウツボ、ニセゴイシウツボ、キツネベラ、ナガサキニシキニナの卵(ワイングラス)

情報提供/獅子浜ダイビングサービス

  • Facebook
  • Twitter
  • Line

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます