ダイビングを始める、楽しむための情報サイト

海のいきもの
第20回 2・3・4のリュウキュウスズメダイ

第20回 2・3・4のリュウキュウスズメダイ

光射すサンゴ礁、その海底に広がる白砂の美しい海底。
ところどころに見られる枝状サンゴの小さな群落はまるで砂漠のオアシス。
そこには色鮮やかなトロピカルフィッシュやエビ・カニ、ウミウシなどたくさんの生き物が集まっている。
今回のテーマは、そんな癒やし空間に暮らすリュウキュウスズメダイの仲間たち。

おすすめサイトRecommend

  • オリオン
  • AQROS
  • 伊豆半島500円引きWEBクーポン
  • 海島ツアー
  • スタッフ募集

まずは「2」「3」のリュウキュウスズメ

枝状サンゴの周辺に群れるスズメダイには、サファイヤやエメラルドのような色合いのデバスズメダイがよく知られている。それ以外にも白黒のスズメダイが群れていることも珍しくない。それが今回の主役、リュウキュウスズメダイ属(Dascyllus)の仲間たち。世界に10種いるうち、日本で見られるのは4種類だ。

フタスジリュウキュウスズメダイ
丸っこい体と大きな目玉、名前の通りエラの後ろと尾の付け根に2本の黒帯があることが特徴だ。この黒帯は小さな個体ほどクッキリしている。大きさは3~4cm。危険を感じるとサッと枝状サンゴの隙間に逃げ込んでしまうので、ウオッチングのコツは静かに寄ってしばらく待つこと。動物性プランクトンや付着藻類などを食べる雑食性。分布/東部インド洋~中・西部太平洋

ミスジリュウキュウスズメダイ
最もよく見られるリュウキュウスズメダイの仲間。フタスジとほぼ同じような生態で、違いはよく目立つ黒帯が3本あること(成魚も白黒クッキリしたまま)。12~13m以浅の浅場で見られ、デバスズメダイと混泳していることも多い。幼魚はほぼ同じ模様なのだが、腹ビレや尻ビレなどが蛍光ブルーで縁取られていることがチャームポイント。大きさは3~4cm。分布/インド-太平洋

「4」は普通っぽいけどレアもの

ヨスジリュウキュウスズメダイ
「2」「3」ときたら、ここはやっぱり「4」の登場! というか、登場してもらわないと困る。4本めの黒帯は尾ビレに入っていて、3種の中で最も普通っぽい体形のスズメダイ。熱帯性の傾向が強いせいか、沖縄などではやや稀種という感じ。『マリンダイビング』スタッフが撮影したのもパラオやフィリピンなどだ。前2種に比べると大きな群れをつくらず、あまりにも普通すぎてフォト派ダイバーの目に留まらないのか、意外と画像が少ない。大きさは3~4cm。分布/西部太平洋の熱帯域

「1」や「三つ星」がいたりする?

「2」「3」「4」ときたら「5」のリュウキュウスズメダイの登場を期待したいところだが、世の中なかなかそうはうまく問屋が卸さない。でも、世界に10種いるリュウキュウスズメダイの仲間の中には、「1」っぽいヤツがおりました(左下)。それと、日本でもう1種見られるリュウキュウスズメダイの仲間も紹介(右下)。
※なお、名前遊びということで、属は変わってしまうけれど、ロクセンスズメダイやシチセンスズメダイという種類はいます(しつこいようですが、いずれもオヤビッチャ属でありリュウキュウスズメダイ属ではありません)。

クラウディ・ダッシラス(英名)
ほらほら、「1」でしょ? フタスジリュウキュウスズメダイとよく似ているけれど、尾柄部にある黒帯がない。これは学名Dascyllus carneusで、東アフリカ沿岸からモーリシャス、セイシェル、モルディブ、アンダマン海にかけて見られる種類(写真はタイ・スミランで撮影されたもの)。もし、沖縄にも生息していたら、きっと「ひとすじりゅうきゅうすずめだい」と名付けられたに違いない。残念。大きさは5~6cm。分布/インド洋

ミツボシクロスズメダイ
ガラリと印象が変わるけれど、これもリュウキュウスズメダイの仲間。黒いボディに3つの白点があることから「三つ星」と付いた。今まで紹介した種類と大きく異なる点は、幼魚や若魚はイソギンチャク周辺におり、しばしばクマノミの仲間と同居していること。成長するとイソギンチャクを離れ自由生活となり、9~10cmほどになる。また体色がくすんで、残念ながら「三つ星」は不明瞭になってしまう。分布/インド-太平洋

パラサイト付きのミスジさん

これは奄美大島で撮影されたミスジリュウキュウスズメダイなのだが、カメラマンが興味を抱いたのは魚の体表に付いている寄生虫(パラサイト)でしょう。腹ビレにまだ蛍光ブルーが残っているような、そんな若い身空でかわいそうなことです。さて、この寄生虫の正体だが、自分には甲殻類のカイアシ類に属する寄生虫ということくらいしかわからない。ペンネラ(サンマの体表に付く寄生虫)にちょっと似ているので、興味のある方は「ペンネラ」「サンマヒジキムシ」で検索プリーズ。

間違い探し~名前も姿もソックリさん

これは誰だ? ミスジリュウキュウスズメダイに似ているけれど、どこか雰囲気が違う・・・・。
この魚はミスジスズメダイという名前で、リュウキュウスズメダイ属ではなく、ルリスズメダイ属の仲間。まったく姿も名前もよく似ていて紛らわしい! ミスジリュウキュウスズメダイとは、腹ビレと臀ビレが白いことで見分けられる。また、生息場所も異なり、枝状サンゴ群落ではなく岩の周辺を好み、群れではなく数尾でいる。大きさ3~4cm。分布/中・西部太平洋の熱帯域

サンゴ礁の海で会える魚を中心に500種を網羅
ダイバーのためのお魚ガイドの決定版!

フィッシュウォッチング500
出会える! 厳選500種掲載
撮れる! 魚別撮影ガイド付き!
キレイ! 高品質な水中写真!
詳しくはこちら
フィッシュウォッチング500

海の生き物がわかる!海の生き物を撮れる!
ダイバーのための海の生き物図鑑

海の生き物ウォッチング500
出会える! 厳選500種掲載!
撮れる! 生き物別撮影ガイド付き!
キレイ! 高品質な水中写真!
詳しくはこちら
トップページへ戻る

バックナンバー

関連書籍Book concerned

フィッシュウォッチング500

フィッシュウォッチング500

海の生き物ウォッチング500

海の生き物ウォッチング500

「マリンダイビング」最新号

「マリンダイビング」最新号

上手くなる!水中写真

上手くなる!水中写真

イルカと幸せな日々

イルカと幸せな日々

「LaSCUBA」最新号

「LaSCUBA」最新号

最新号Now on sale

  • 月刊『マリンダイビング』最新刊
  • 楽園モルディブ2019
  • DIVING スタート&スキルBOOK
  • La SCUBA ラ・スクーバ Vol.11

おすすめサイトRecommend

  • 久米島観光協会
  • オリオン
  • AQROS
  • マリンダイビングフェア2019
  • MDShop Amazon
  • スタッフ募集

サイト内検索Search

リンクLinks

  • おすすめダイビングツアー
  • 地球の海フォトコンテスト
  • マリンダイビングクラブ
  • 海のBooks&Goods
  • La SCUBA ラ・スクーバ
  • Marine Diving
  • メルマガ登録解除
  • 海ガール 海ボーイ大募集
  • 『マリンダイビング』公式ブログ
  • マリンダイビングフェア2019
  • JLDA

最新号Now on sale

  • 月刊『マリンダイビング』最新刊
  • 楽園モルディブ2019
  • DIVING スタート&スキルBOOK
  • La SCUBA ラ・スクーバ Vol.11

おすすめ特集The special feature

Present今月のプレゼント