DIVINGスタート&スキルアップBOOK 2015
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大学生活を海に捧ぐ! 学生ダイビングサークル活動記
ダイビングは大人だけのスポーツじゃない! 時間がたくさんあって、仲間がたくさんいる学生だからこそダイビングを楽しめるのだ! そんな海が大好きなアツい学生たちが集まるダイビングサークルの活動をのぞいてみよう。
第1回目は関西のDive In Blue(ダイブ・イン・ブルー)を紹介!
- サークル名:
- Dive In Blue
略称「DIB(ディー・アイ・ビー)」
- 加盟大学:
- 立命館大学、近畿大学、龍谷大学、同志社大学など関西の40大学
- 在籍人数:
- 約500人
- サークルの特徴:
- メンバーは普段各大学で集まっているけど、ツアーや合宿などイベントは他大学も集まって活動しています。イベントで集まると初対面同士がほとんどですが、すぐに打ち解けてしまう、縦にも横にもつながりが広いサークルです。
- よく潜る海:
- 福井県の越前
合宿や講習はここでやります! 秋にはみなべ、串本など潜りに行きます!
今回紹介するのは春休みに行ったダイビングツアー☆ 1年に1度、春休みに海外や沖縄に潜りに行きます! サークルのメンバーは「春ツアー」と言って、このツアーに参加するためにみんなサークルに入ったような、毎年楽しみにしている一大イベント。今年の海外ツアーはフィリピン、ジープ島、タイ、グアムツアーを催行! 今回はそれぞれの思い出を参加したメンバーに語ってもらいます。
フィリピン・リロアンツアー
同志社大学3年生 田中惇也さん
フィリピン・リロアンへ行ってきました。ここはなんといっても野生のジンベエザメと一緒に潜れたことが一番の感動でした。あの巨体を目の当たりしたときはもう言葉にならないくらい圧巻でした! ジンベエザメだけじゃなく、いつも潜る海では見られないクマノミ、ツバメウオ、タテジマキンチャクダイ、ハナヒゲウツボといった南国の魚も見られて、海外の海に来たなぁと実感できました。
また、宿泊先では朝起きたら目の前に海が広がっていて、そのきれいさはすぐにでも飛び込みたくなるくらい! 思い返せばきりがない、全部が最高の思い出です。それも一緒に潜った最高の仲間がいたからです!!
チューク・ジープ島ツアー
立命館大学4年生 小西明日香さん
世界の絶景第1位のチューク・ジープ島を16人で貸切しちゃいましたー! ジープ島は1周徒歩3分くらいで回れてしまう小さな無人島。海も陸も本当に最高でした!
海は、あんなにも一面きれいなサンゴ礁を目にできるのはここだけじゃないかと感じるくらい美しかったです。透明度がとても高いため遠くにあるサンゴまで見えて、まさに絶景の中に居る自分って感じでした。あの光景は忘れられません! 陸は、電気や水道、インターネットもない生活でしたが、それがまた新鮮で不自由なく過ごせました。仲間とのんびり夕日を眺めたり、美しい星を見て語り合ったり、街に遊びに出掛けられなくても、大自然がくれる癒しと一緒に過ごす仲間さえいれば、他に何もいりません。陸も海もまさに楽園でした! もう一度行きたい島No.1です!
タイ・カオラックツアー
立命館大学3年生 大垣交右さん
タイのカオラックに泊って、シミラン諸島へ行ってきました。シミランの海は魚影の濃さに感動しました! キンセンフダイやスカシテンジクダイで1㍍先が魚群で前が見えなかったり、巨大なバラクーダの群れに囲まれて一瞬息を止めてしまったり、あのシーンは忘れられない!
また、シミランはジンベエザメやマンタとも遭遇できる海! マンタを狙ったダイビングでは、遠くでちらっとマンタが見えて大興奮!! したのは僕1人だけで、他の人は見えず……。結局ジンベエ、マンタに全員は会えなかったけど、まだまだ未知なる光景が見られる気がするので、本当にリベンジしたい海でした! 次こそはジンベエとマンタを目の当たりにしてメンバー全員で感動を共有したいです!
グアムツアー
同志社大学2年生 望月菜穂さん
日本から3時間半の南国! グアムツアーへ行ってきました。グアムの海はめちゃくちゃ透明度が高かったのが印象的! 青く染まった水中から上を見上げた時の日射しがとてもきれいでした。
そしてグアムといえばダイバーの憧れ、「ブルーホール」! 水深18㍍あたりにぽっかりあいた穴の中へ潜降して上を見上げると、本当にハート形をしていて感動しました! 20㍍を越える透明度と相まって、青いハートが幻想的でした。
台風の影響で旅程が1日早く帰ることになってしまったけど、ジープ島ツアーから合流した先輩たちがとてもおもしろくて、陸でも素敵な思い出ができました。