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《ダイビングサービスとらんち》川村圭吾さんが
海外の水中フォトコンテストでW受賞!
Underwater Photographer of the Year Competition
DPG/Wetpixel Masters Underwater Imaging Competition 2020

 東伊豆・川奈の現地ダイビングサービス《ダイビングサービスとらんち》の代表・川村圭吾さんが海外の2つのフォトコンテストでW受賞を果たし、多数の海外メディアで紹介されました! おめでとうございます!

受賞作品
'Eyes' by Keigo Kawamura

受賞作品
'Eyes' by Keigo Kawamura

 審査員らの目に留まったのは、オキノスジエビを撮影した独特な1枚。

 2015年より開催されているイギリスの水中フォトコンテスト‟Underwater Photographer of the Year Competition 2020”では、世界中から5,500もの作品がエントリーされている中、川村さんの作品がマクロ部門で準優勝! おそらく日本人では初めての受賞ではないかとのこと。

・・・審査員のコメント・・・
“Producing a visually powerful macro shot is difficult enough when working with a single subject, but it is a fabulous achievement with a scene such as this by accurate framing and exact lighting control to emphasise all those faces and whiskers in the dark.” – Alex Mustard
「視覚的にパワフルなマクロ撮影をするのは被写体が1点だけでも困難を極めるというのに、本作品では正確なフレーミングとライティングで、暗闇の中のこれほど多くの顔とヒゲをくっきりと映すことに成功しているのが素晴らしいです。」
―アレックス・マスタード(フォトコン創設者であり、世界的に有名な水中写真家)

 また、“DPG/Wetpixel Masters Underwater Imaging Competition 2020”では、マクロ部門で金賞を受賞! DPG(Dive Photo Guide)Wetpixelは水中写真・水中映像に特化した海外のウェブサイトで、“DPG/Wetpixel Masters 2020 Competition”は、それら2つのサイトが合同で開催する、マスターズやスーパーボウルのような位置づけのコンテスト。1972年から雑誌『ナショナルジオグラフィック』に写真を掲載してきた水中写真の巨匠デビッド・デュビレさんのほか、多くの有名な水中写真家が審査員を務めています。

川村圭吾さんにインタビュー

 素晴らしい1枚、一体どうやって撮影したの!?ということで、川村圭吾さんに実際にお話をお伺いしました。


―いつ、どこで撮影された作品なのですか?
 2019年5月に、東伊豆・伊豆海洋公園(IOP)で撮影しました。

―撮影されたときの状況を教えてください
 オキノスジエビは通常水深200m~300mに棲む深海エビですが、伊豆海洋公園では5月~6月に繁殖のために水深40m付近まで上がってくることがあるため、そのタイミングを狙いました。オキノスジエビはここ4~5年追いかけ続けていて、トータルで100本ほどは潜っています。
一度のダイビングで15分ほどしかエビのいる深度に滞在できないため、昨年も何度も日を改めて潜って撮影を繰り返し、たまたまコンディションが良い時に撮れたのがこちらの写真です。(伊豆海洋公園では、一度エビの群れが確認されたらその後3か月ほどは同じ場所で昼夜問わず観察できます。)

―作品のこだわりを教えてください
 背景の岩に光が当たらないように、被写体だけに光が当たるように気を付けて撮影しました。


 審査員も絶賛のライティングは、長年の研究の成果なのですね。
アマチュア時代から数えると、20年ほど水中撮影を続けているという川村さん。
海外の水中写真の、被写体をしっかりと表現する撮影方法が好きだそうです。
(日本人が撮る水中写真と海外で流行っている水中写真は全然違うって知っていましたか?)
今回の受賞作品以外も、圧巻!

ナイトダイビングで撮影した落ち葉に付くタコブネ

ナイトダイビングで撮影した落ち葉に付くタコブネ

スローシャッターで撮影されたミノカサゴ

スローシャッターで撮影されたミノカサゴ

 


―最後にひとこと、お願いします
 水中写真を趣味とされている方は、今はSNSの時代なので日本だけに完結せずに、海外にも発信してみてはどうでしょうか。世界には水中写真の上手な方がたくさんいます。日本のためにも、ぜひ海外にも目を向けてみていただきたいです。


Underwater Photographer of the Year Competition
DPG/Wetpixel Masters Underwater Imaging Competition 2020

《ダイビングサービスとらんち》

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