- ホーム
- ニュース・トピックス&更新情報一覧
- Weのツアーで神子元島ハンマーリバーまみれ
Fromスタッフ2020.06.23
担当:『マリンダイビング』編集長 後藤ゆかり都道府県外移動解禁に伴い、
Weのツアーで神子元島ハンマーリバーまみれに
新型コロナウイルスが収束したワケではないのだけれど、でも海に行けない、潜れないのはとても辛い。
都道府県を越えられるようになったら、久しぶりにダイビングエリアの様子も見ておかなくては!
ということで、私ゴット姉さん、月刊『マリンダイビング』編集長・後藤は
たまたまWeこと《ワールドツアープランナーズ》の神子元島ツアーに空きがあるのを聞きつけ、19日夜発の神子元ツアーに参加することに。が、仕事の関係で翌日午後、電車に乗って土曜の夕方から参加。
現地でお世話になる《神子元ハンマーズ》で20周年を祝うBBQをするというのでそれに合わせて出かけたのでした。
その日潜ったWeのお客様と神子元ハンマーズのお客様は、しっかりお目当てのハンマーヘッドシャークに会えており、しかもマンタも出たということで大盛り上がり。明日出なかったらどうしようというプレッシャーがひしひしと迫ってきます。
2日間ともハンマーヘッドシャーク、しかもリバーも見たというWeツアー参加者の皆さん
BBQナイトでせっせと肉や野菜、焼きそばなどを焼いて調理してくれる《神子元ハンマーズ》のスタッフ陣
そして翌日。いよいよダイビングです。
1本目は4カ月のブランクもあったので、潜ってすぐは中性浮力やいろいろなことをチェックしながら泳いでいたら、グループの最後尾になっていて、「カメ根」の「Aポイント」で速く速くとその日のガイド担当のWeのたっちゃん(飯田達哉さん)が呼んでくれるも、たどり着いた時はハンマーの尾しかなく(最初に着いた人たちは30尾ほど見たという)、その後、沖に出るとスーッ、スーッと1尾、2尾とハンマーがやってくる。が、ほかのグループが別の方向から来てダッシュするのでそちらに行ってみると……超ハンマー! 超リバー!!
これはもっと前に行かなくてはと思ったら私のグループがはるか後方で見えなくなっている……。普段の取材ならグループから離れてリバーを取るが、冷静に考えて、見失わないうちにグループに戻らなくてはと理性が働いたのでした。
結局リバーにはその後会えずじまいでしたが、ウォーミングアップダイビングとしては、そこそこ潮の流れも体験でき、とりあえずちゃんと潜れて安心なのでした。
1本目のハンマーリバー 写真提供/平柳綾子さん
が、ほかのグループがハンマーリバーに会えたことを知るや、うちのチームも2本目はうかうかしていられないとざわめきます。たっちゃんガイドが2ダイブ目の前に「1尾、2尾のハンマーはスルーしましょう!」と一言。
そして2本目。
またしても「Aポイント」へ。
ええ!!
リバってる(ハンマーヘッドシャークが川のように流れている)!!
1本目の教訓を生かして、ガイドとほぼ同じ速度で移動したので、絶好の位置をキープします。
50尾、いや100尾ぐらい? もっと?のハンマーヘッドシャークの群れが右から音もなく現れ、視界を埋め尽くします。しばらくするとまた右から群れが……と思うと、左からも群れが音もなくやってきます。「Aポイント」は各ダイビングサービスのルールで根より前に出てはいけないのですが(わからず入って来ちゃったグループが注意されていました)、ハンマーが通るのが10~15m先でコンデジはピントがどうしても合いにくい。たまにそれよりも近くを通ってくれるんですが、根を見ると長さ100mぐらいにわたって大勢のダイバーが並んでいて、泡のカーテンがハンパない。これはこっちに近づくことはないなと諦めるしかない状況。でも、ある時は真正面から100尾ぐらいのハンマーがワーーーッとやってくることもあり大興奮! 結局1ダイブ35分、そのほとんどを「Aポイント」だけで過ごしたわけですが、水深13~20mでハンマーリバー見放題!ってすごいことですよね。超ラクチンなのにパワフルでエキサイティングな超絶ハンマーヘッドシャークダイビングを楽しめました。
それにしても金曜日は海況が悪くてクローズ、月曜日も同様にクローズなのに、ツアー参加者が潜った土日の2日間は晴れていて、しかも凪ぎ。強運な方々の集まりだったといえるかもしれません。
皆さま、ありがとうございました。
なお、ボート上はなかなかソーシャルディスタンスを保つのは難しい状況ですが、
ダイビングサービスでは感染症対策をして皆さまをお迎えしています。
皆さまもマスクをできるだけ着用するようにして、参加されるようにしましょうね。
(1,000円OFFクーポン利用でおトクに潜ることもできます!)
※撮影時は写真用にマスクを外した状態です。また食事中は外しています。
とりあえず証拠動画です
Movie by Yukari Goto
※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます