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現地の海から2020.08.05

《三宅島バーディー》発信
クマドリカエルアンコウ
16年連続登場!
三宅島は季節来遊魚が目白押し

8月2日(土)、三宅島のビーチスポット「大久保浜」にクマドリカエルアンコウが登場しました。なんと今年で16年連続の登場となります!

今年見つけられたクマドリカエルアンコウは体長約2cm弱

今年見つけられたクマドリカエルアンコウは体長約2cm弱

情報をご提供いただいた現地ダイビングサービス《三宅島バーディー》オーナーの川口博人さんによると、「狭いエリアで、こんなに連続して出るのは珍しい。激レアなのではないか」とのこと。
今年も無事に見つかって記録更新となりました! 水深4m~14m(「大久保浜」の最大水深)の範囲にいるので、Cカードを取得したてのダイバーでも狙いに行くことができるのがうれしいですね。

川口さん個人では14年連続発見

川口さん個人では14年連続発見

さらに、実はこのクマドリカエルアンコウを見つける直前に、今季初登場のフリソデエビペアも発見されたのだとか! 1ダイブでこれは、うらやましい……。

同じ「大久保浜」にて。
フリソデエビ発見後、5分も経たずにクマドリ発見!

同じ「大久保浜」にて。
フリソデエビ発見後、5分も経たずにクマドリ発見!

クマドリカエルアンコウやフリソデエビのみならず、「大久保浜」では現在さまざまな季節来遊魚が現れていて、「今一番いい季節ですよ!」と川口さん。キツネアマダイやミヤケテグリ、ヤリカタギやイナセギンポなど小さな人気者たちが続々登場。

ヤリカタギの幼魚

ヤリカタギの幼魚

キツネアマダイの幼魚

キツネアマダイの幼魚

それに加えて、今年はヒレナガカンパチが多く、マクロな世界から一度離れて振り返ってみると大きな個体の群れがいたりするのだとか。マクロがメインだけれど、実は回遊魚も登場しているなんて……さすが、初心者から上級者まで楽しめる三宅島の代表的なスポット「大久保浜」。

季節来遊魚は例年12月まで、川口さんもイチオシのクマドリカエルアンコウは例年10月ごろまでは見られます。10月になると期間限定の地形スポット「メガネ岩」も解禁になるので、旅行の計画を立ててみては? (感染予防に十分配慮して、お出かけくださいね!)

8月7日発売の月刊『マリンダイビング』9月号でも三宅島を特集! ぜひご確認くださいませ♪

情報・写真提供:《三宅島バーディ》

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