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ニュース2022.10.13

【速報】自然写真家 高砂淳二さん
世界最高峰の自然写真賞「Wildlife Photographer of the Year」で「自然芸術部門」最優秀賞を受賞

「Heavenly Flamingos」高砂淳二
Wildlife Photographer of the Year 58「自然芸術部門」最優秀賞受賞作品

「Heavenly Flamingos」高砂淳二
Wildlife Photographer of the Year 58「自然芸術部門」最優秀賞受賞作品

 

自然写真家の高砂淳二さんが快挙です! マリンダイビングフェアのナビゲーターや『マリンダイビング』主催フォトコンテストの審査員としてもご活躍いただいている高砂さんですが、このたび自然写真界で世界最高峰となるイギリス・ロンドン自然史博物館(大英自然史博物館)主催「Wildlife Photographer of the Year」自然芸術部門において、日本人初となる最優秀賞を受賞されました。

「Wildlife Photographer of the Year」は、ロンドン自然史博物館が主催する大自然をテーマにした、世界で最も権威のある写真賞のひとつ。1964年からスタートし今年で第58回。2022年度は、全世界より38,000以上の作品が応募され、そのなかから全16部門の最優秀賞が選出されています。

今回、高砂さんが受賞されたNatural Artistry(自然芸術部門)は、自然の美しさ、この惑星の美しさを最大限表現している作品に与えられる賞。地球の環境が変化するなか、多くの人の地球への関心が高められるようにという想いが込められた賞です。

授賞式はロンドンで、現地時間10月11日 (火) 19:00 – 01:00(日本時間10/12(水)04:00 – 10:00)に行われました。最優秀賞受賞にあたり高砂さんからコメントが入っています。

「盛大な授賞式で、とても感動的でした。(今回の受賞は)自然写真の世界最高峰で、しかも世界で最も知られるアメリカの『National Geographic』誌で活躍している自然写真家たちもこぞって応募、受賞している写真賞でもあり、このたび自分が頂けることになり本当に光栄です。」

受賞した作品「Heavenly Flamingos」については、「10年にわたり6回訪れていたウユニ塩湖で、千載一遇の完璧なチャンスを逃さず撮影することができたものです。いろんな問題が起きている同じ地球上に、同時にこんな瞬間が存在するということ、そして、この地球はこんなにも美しく宝物のような天体であるということを心から伝えたいと思いました。」

「Wildlife Photographer of the Year」受賞作品の展覧会は、10月14日(金)ロンドン自然史博物館を皮切りに、世界中を巡回するそうです。

ロンドンで行われた授賞式(現地時間10月11日)

ロンドンで行われた授賞式(現地時間10月11日)

海中から星空、極地から熱帯まで地球全体を巡り撮影を続ける、自然写真家・高砂淳二さん

■今回の受賞
作品名:「Heavenly Flamingos」Junji Takasago(高砂淳二)
受賞名:Wildlife Photographer of the Year 58
カテゴリー:Natural Artistry(自然芸術部門)

 

(マリンダイビングWeb)※10月14更新

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