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ニュース2022.10.15

今こそタイへ ~新しい旅への誘い~
タイ国政府観光庁アジア&南太平洋担当 副総裁インタビュー

海外渡航に関する規制緩和が進み、多くの日本人観光客の受け入れ準備を進めるタイ。世界的にも有名なダイビングスポットがたくさんあることでも有名です。「今こそタイへ」ダイビングしに出掛けましょう!

タイ国政府観光庁(TAT)アジア&南太平洋市場担当 タネース・ペッスワン副総裁

タイ国政府観光庁(TAT)アジア&南太平洋市場担当 タネース・ペッスワン副総裁

先日東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPO Japan 2022」で、タイ国政府観光庁アジア&南太平洋担当のタネース・ペッスワン副総裁(以下、副総裁)に、マリンダイビングWeb編集部(以下、編)がインタビューさせていただきました。

副総裁)まず、ツーリズムEXPO Japan 2022に久しぶりに参加することができ、私たち一同大変喜んでおります。今回はタイ国政府観光庁と一緒に、ホテルやクルーズ会社など10社の民間企業とともに参加しています。タイでは昨年後半からプーケット島から外国人観光客の受け入れを再開し、順調に回復している状況です。今年に入りまして2022年1月1日から9月20日までに世界から600万人の観光客をお迎えすることができています。このうち、17万人が日本からの観光客となっています。

日本も海外渡航に関する規制緩和が進み、いよいよ日本に向けて、私たちタイの魅力を発信できる時期が来たのだと、ツーリズムEXPOに参加して実感しています。

「今こそタイへ~新しい旅への誘い~」
これは、2022年10月から2023年3月まで実施していくキャンペーンです。大手7社の旅行会社に協力をいただきながら、年末までに30万人の日本人観光客をお迎えしようと準備しています。

このキャンペーンで私たちが力を入れようとしているセグメントが5つあります。「コーポレート」のお客さま、「FIT」のお客さま、「アクティブシニア」のお客さま、「スポーツ・ツーリスト」のお客さま、そして「女性旅」の5つです。

2019年、日本からタイに訪れていただいた観光客は180万人。観光業界の方々のお力を借りながら、回復基調にある今の流れをより一層活性化して、2023年にはより大きな回復を遂げたいと思っています。

編)5つのセグメントで観光誘致の強化の中で、スポーツはどのようなジャンルのスポーツ・ツーリストを招待したいですか?

副総裁)2つの段階に分けてお話しさせていただきます。まずは、2023年にはより多くの国際競技大会をタイで開催し、一層盛り上げていきたいと考えています。ゴルフやサッカー、ムエタイ、マラソン、自転車競技等の国際大会が予定されています。

つぎに、趣味としてスポーツを楽しんでいただきたいと思っています。もちろんダイビングはその代表格です。タイのダイビングスポットとしてお勧めさせていただきたいのは、最も美しい海「シミラン諸島」です。世界でもTOP10に入るスポットだと思っています。もうひとつは「タオ島」です。こちらはライセンス(Cカード)を取得しようとする方に人気のある場所です。「タオ島」では今年の6月「World Ocean Day」にあわせて、環境への取り組みを紹介するイベントがあり、多くの方にご参加いただきました。タオ島はとても小さな島ですが、10以上の国際的なダイビングスクールがあります。いつかタオ島のダイビングスクールを卒業したダイバーが同窓会的に集まるようなイベントができればいいなと思っています。

編)これから、日本からの海外旅行者が増えると思います。タイならではの魅力を教えてください。

副総裁)それぞれの国に、それぞれの魅力がありますが、タイで一番魅力的なのは、タイの人々の魅力です。以前と変わらないホスピタリティでお迎えします。バンコクだけでなく北部のチェンマイでも日本語のできるガイドが増えてきており、皆さまをお迎えする準備が進んでいます。

「今こそタイへ~新しい旅への誘い~」
このメッセージをもとに、さまざまなキャンペーンを展開していきます。「期待以上の価値が得られる旅」というキャンペーンです。本当のタイを感じる感動の旅をご紹介したいと考えています。

編)海外旅行再開にあたり、日本人旅行者に向けメッセージをお願いします。

副総裁)今年、私は59歳になります。でも若く見えませんか?(笑)なぜならタイで暮らしているからです。それが皆さまへのメッセージです。若さの秘訣のひとつは食が豊かだからです。もうひとつはタイで暮らしている人は皆がおしゃべりで陽気です。常に笑顔が絶えません。笑って過ごすことは大切ですよね。タイに来ていただければ、きっと若返りますよ(笑)。皆さまのお越しをお待ちしております!

編)タイ国政府観光庁アジア&南太平洋担当のタネース・ペッスワン副総裁にお話しを伺いました。ありがとうございました。

 

(編集/嶋崎 真太郎)

≫ 10月1日以降の入国に関する情報など最新情報は、タイ国政府観光庁ホームページ

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