Mk3シリーズでは「Descent T2」トランシーバー（送受信機）をつけることで、自分のエアの残圧を手元で確認でき、自分だけでなく最大8台までバディのタンク残圧と水深、バディと自分との距離※も確認が可能に。さらに、簡単なテキストメッセージの送受信※も行なうことができるようになります。ハンドシグナルに気がつかないときや水中で見つけた魚を知らせたいとき、撮影に夢中になってチームを見失ってしなったときなども、30mの距離でメッセージの送受信が可能なので、水中で相手に意思を伝える新しいコミュニケーション手段として活用できそうです。

※「メッセージ機能」「バディとの距離」は今後のソフトウェアアップデートで使用可能予定

Mk3シリーズには、色の再現性が高い「発光有機ELディスプレイ」が採用されており、暗い中や透明度の悪い海の中でも見やすいのが特徴。さらに、「デカ文字モード」では頻繁に確認する重要なダイビングデータの数字が大きく表示されるので、パッとみただけでコンディションを把握することができます。

Mk3i(51㎜)には、フェイスの12時の方向にLEDフラッシュライトが搭載されました。4段階で変更調整が可能な光量で、色も白と赤の切り替えができます。水中では撮影用のサブライトやシグナルライトとして、陸上でもナイトダイビングの器材セッティング時や車の中で探し物をする際など、さまざまな場面で活躍してくれる便利な機能です。

近年、人気を集めているフリーダイビングに対応できる仕様としてもパワーアップした、Mk3シリーズ。200m耐圧の試験をクリアしており、Mk2シリーズ同様に心拍管理や深度・水温管理機能も継続されています。どんな状況下でもパフォーマンスデータを取得・自己管理ができ、データはアプリで確認ができるので、振り返りにも活用できます。

近年、ダイビング事故と体調不良には大きな関連性があることがわかってきています。Mk3シリーズには、ダイビングに向けて体がどれだけ準備できているかを表示するダイブレディネス機能が新たに搭載されました。GARMINのグループ企業でもある、Firstbeat Analytics社が20年間蓄積した10万を超える心拍変動のビッグデータからデータベースを開発し、膨大なデータ分析を実施。睡眠や運動・ストレス・時差ぼけなどの要因を分析して、疲労などからくる減圧症のリスクを避けるように警告してくれます。

Mk3シリーズはダイブコンピュータとしての機能以外にも、スマートウォッチとしての機能も充実しているためトレーニングやゴルフ・フィットネス・日常生活など、さまざまなシーンで幅広く活躍します。交通系IDの「Suica」と連動させれば、お買い物や電車移動の際もお財布が不要に。互換性のあるスマートフォンとペアリングすれば、電子メールやテキスト・アプリの通知を受信。その他にも音楽配信サービスからプレイリストを同期してウォッチに保存したり、道を歩く際に経路を表示してナビとして使ったり、スポーツ中や日々の体調管理も行うことができます。

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