伊豆週末情報2024.02.20
伊豆週末情報（透明度、水温、魚）
〜熱海・富戸・大瀬崎・赤沢・雲見〜

伊豆半島は関東や東海方面から行きやすいダイビングエリア。このトピックスでは、現地サービスの皆さんから現在の海況や、海の中の最新ニュース、今週末の予想などを聞いて月に数回ご紹介する連載です。今週のピックアップエリアは熱海、富戸、大瀬崎、赤沢、雲見です。潜りに行く際の参考にしてくださいね！　
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伊豆半島ダイビングガイドはこちら

● 熱海
洞窟は潜れてないけど、その分群れがスゴイ！（ダイビングサービス熱海、豊嶋さん）

「沈船」に群れまくるクロホシイシモチ

◎透明度／15m前後

◎水温／16〜17℃　

◎見られる魚／「沈船」ではクロホシイシモチの群れがすごく、ツバクロエイとヒラメも多く感じます。
「ビタガ根」ではタカベの群れがイイ感じ。それと、キンギョハナダイがやけに元気です！　
「ソーダイ根」ではシラコダイが群れています。そして、行方不明になっていたオオウミウマが戻ってきました(笑)。辰年なので押さえておきたい所です！

◎一言コメント／このところ南うねりが入っていて、「小曾我洞窟」が潜れない日々が続いています。春一番なのか日本近海南風の影響が大きいようです。また、ここ数日は北東の風および南うねりの影響で、海が全体的に白濁傾向にあります。今後寒気が降りてきて西・南西の風が吹きそうなので、西風が強くなってくれば「小曾我洞窟」の海況も安定してくるでしょう。

情報提供／ダイビングサービス熱海
熱海の特集はこちら／秋冬も沈船＆洞窟で絶好調！東伊豆・熱海

● 富戸
多様なウミウシが増加中！（ダイブヒーリング、志村さん）

人気のピカチュウことウデフリツノザヤウミウシ

◎透明度／10～12m

◎水温／16～17℃　

◎見られる魚／ウデフリツノザヤウミウシ、カンナツノザヤウミウシ、ツノザヤウミウシ、コソデウミウシなどウミウシ多数。
ハナタツ、ネコザメ赤ちゃん、ヤシャハゼ、キツネメネジリンボウ、クロホシイシモチの壁の群れ、キリンミノ幼魚などの南方種。

◎一言コメント／今週末は前線の影響でコンディションが落ち着かない可能性もありますが、海の中はウミウシの仲間が増えてきています。特に人気のピカチュウことウデフリツノザヤウミウシをはじめ、カンナツノザヤウミウシ、ツノザヤウミウシなどが高確率で見られます。水深が深場方面（25m前後）なのでエンリッチドエアがおすすめです。

情報提供／ダイブヒーリング

● 大瀬崎
ペアになったミジンベニハゼに会いに行こう♡（COCOMO OSEZAKI、山越さん）

愛くるしいミジンベニハゼのペア

◎透明度／8～12m

◎水温／15～17℃　

◎見られる魚／カエルアンコウ、クマドリカエルアンコウ、イロカエルアンコウ、オオモンカエルアンコウ、ヒレナガネジリンボウ、ネジリンボウ、ミジンベニハゼ、ミホノハゴロモハゼ、ニゲミズチンアナゴ、ハチジョウタツ、ウミテング、ジョーフィッシュの仲間、カシワハナダイ、フタイロハナゴイ、ウデフリツノザヤウミウシ、カンナツノザヤウミウシ、ツノザヤウミウシ、トガリモエビ、サガミツノメエビ、アヤトリカクレエビ　

◎一言コメント／今週末の予想は透明度は変わらず良好でしょう。気温はあまり上がらない予報ですが東風の予報なので先端、外海、湾内ともに潜水可能だと思います。おすすめの生物としては、やっぱりペアになったミジンベニハゼですかね。その他、先週から目撃情報があるアンコウもまだまだチャンスがありますよ！

情報提供／COCOMO OSEZAKI
大瀬崎の特集はこちら／大瀬崎はダイビング天国！

● 赤沢
レア種・マニアック種とコアな楽しみ方もおすすめ！（赤沢ダイビングセンター、仲榮眞さん）

ブルーがきれいなランドールズタイルフィッシュの幼魚

◎透明度／安定して透明度は良く、15～20m見えています

◎水温／16℃　

◎見られる魚／伊豆半島ではレア種のヒオドシベラが、この時期にも関わらず引き続き見られています。
現在、ゲストからのリクエストナンバーワンはランドールズタイルフィッシュや、和名がない種でマニアックですがラオメネス・コルヌトゥスといろいろ見られています。
マダラハナダイをはじめ、相変わらず各種ハナダイは勢ぞろいです。

◎一言コメント／2月21日(水)から北東の風が続き、週末の3連休も北東の風予報となっておりますので、良い海況が続くと思います。
伊東市内の7エリアでダイビングをすると、豪華ダイビング器材が当たる抽選会に参加できる「伊東市の海で潜ろう！」キャンペーンも開催しておりますので、ぜひお越しくださいませ！

情報提供／赤沢ダイビングセンター
赤沢の特集はこちら／赤沢ダイビング基本情報