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イベント2024.09.13

写真家 岡田裕介さん写真展開催(東京・大阪)
「それは僕らだけの言葉 」
-Penguins Being Penguins-

水中はもちろん、陸の大自然から音楽ライブまで幅広い分野で活躍中の写真家・岡田裕介さんの写真展「それは僕らだけの言葉 -Penguins Being Penguins-」がキヤノンギャラリー(東京・大阪)にて開催されます。

フロリダのマナティの写真でNational Geographic写真賞を受賞したことをきっかけに、世界中で作品の発表を続けている岡田裕介さん。国内外を旅し、水中ではバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラなど大型哺乳類を撮影する傍ら、陸上で北極海のシロクマや与那国島の馬などを撮影していますが、その中でも特に力を入れているのがフォークランド諸島のペンギンです。

(写真/岡田裕介)

(写真/岡田裕介)

2019年に同じくフォークランドのペンギンをテーマを写真展の開催と写真集を出版してから5年。今回の写真展は、2023年、フォークランド諸島に1ヶ月以上滞在し、新たに撮り下ろした作品で構成されています。
岡田さんはネイチャーフォトグラファーとして真正面から生き物や厳しい自然と向き合い写真に収める写真家ですが、その作品には見る人が無限に物語が生見出すことができる「余白」が残されています。

(写真/岡田裕介)

(写真/岡田裕介)

岡田さんは「ネイチャー写真ですが、生き物を見る感動ではなく、見る人の記憶や感情に寄り添う、ペンギンを見ているのに自分のことや誰かの事を振り返ってしまうような感覚になる写真展です。」と話します。

まるでペンギンたちの言葉が聞こえてくる群像劇を見ているような作品群。写っているのはペンギンたちですが、そこに「何を見るのか」というのは、鑑賞者に委ねられています。

(写真/岡田裕介)

(写真/岡田裕介)

どこか人間のようなペンギンたちの仕草や表情、作品を包む優しい色彩。ペンギンたちの「いつもの暮らし」をそっと覗き見るような岡田さんの作品は、見る人をペンギンたちの世界に連れて行ってくれます。全32点の作品を展示予定なので、岡田さんの目を通して見るペンギンの世界をじっくり堪能できます。

会期中、岡田さんは毎日会場に在廊予定。直接お話を聞くことで、作品の魅力をより深く知り、ペンギンたちを身近な存在に感じることができそうですね。

東京・大阪の2会場での写真展に合わせて、新作の写真集も発売。会場とオンラインストアにて販売します。こちらもぜひ、ご覧ください。

写真展情報
キヤノンギャラリー銀座
2024
917日(火)~928日(土)
10
30分~1830
日曜・月曜・祝日休館
全日在廊予定

キヤノンギャラリー大阪
2024
1015日(火)~1026日(土)
10
00分~1800
日曜・月曜・祝日休館
※10/19(
)の午後以外は全日在廊予定

【写真集情報】
917() オンラインストア・写真展会場にて販売
オンラインストアにて91()先行予約開始
1,000部限定/エディションナンバー入り
【価格】8,800円(税込)
【仕様】A4 変形 / ハードカバー160ページ / 私家版

写真集の表紙

写真集の表紙

<岡田裕介・プロフィール>
埼玉県生まれ。2003年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島への移住を経て現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。2009年National Geographicでの受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティの写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルをはじめ企業の広告やカレンダーなどを撮影。

(ライター/斉藤利奈)

水中写真家作品探訪 岡田裕介はこちらから

  

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