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現地の海から2021.04.23
《エバーブルー屋久島》《口之島ダイビングサービス》発信ハンマーヘッドシャークの群れ
&ジンベエザメ登場!
4月上旬、鹿児島県屋久島にて、1日のダイビングでハンマーヘッドシャークの大群とジンベエザメが見られたという情報が届きました! まずは迫力満点の動画をぜひご覧ください。
1日でハンマーの群れとジンベエザメが見られるなんて、まさに大当たりですね! 4月10日(土)当日の状況を、現地ダイビングサービス《エバーブルー屋久島》の前田豊さんにお伺いしました。
ハンマーとジンベエに出会えたのは、屋久島の南西部、永田エリアの「観音崎」というスポット。もともとは別のスポットで潜る予定でしたが、風が強かったため「観音崎」に変更したとのことです。
1本目はハンマー狙いで昼過ぎにエントリー。カマストガリザメが現れたので追っていったところハンマーの大群がいたのだそう! 10~30尾の群れが入れ替わり現れ、こんな近い写真も。
「観音崎」は流れが強いことが多く、普段はイソマグロやロウニンアジを狙うスポットで、ハンマーリバーを見たのは前田さんも初めてとのこと!
2本目は、ハンマーの群れを探していたら、なんと上からジンベエザメが登場。
近い!!! 3~5mほどの個体で、浅めの水深でゆっくりと泳いでいたためゲスト全員が5分ほど一緒に泳ぐことができたとのこと。
屋久島では昨年(2020年)も、島の北部の一湊エリアでジンベエザメが見られたそうですが、もちろん狙って出会える生物ではありません。屋久島の海の持つポテンシャルに驚かされますね!
そのほか、マダラトビエイやイソマグロ、ロウニンアジやバラクーダの群れなども登場。
「いろいろな出会いのある屋久島の海にますます魅力を感じました。」と前田さん。
これからの時期の見どころも教えていただきました!
「これからの時期は水温も上がってきて、アカウミガメが産卵のために上陸する時期になるので、水中でもアカウミガメが見られる可能性が高くなります。一湊エリアのダイビングスポット『ゼロ戦』で寝ているメスの姿が見られることも。オスは、ダイビング中に遭遇するとメスと間違えてダイバーに向かってくることがあります(笑)。
また、ロウニンアジが出てきたり、産卵シーズンになるので、ジョーフィッシュの産卵なども見られたりします。
7月になるとナイトダイビングでサンゴの産卵が見られるようになりますよ!」
まだまだ新型コロナウイルス感染症による移動の制限などはありますが、次のダイビング旅行に屋久島はいかがでしょうか? 遊びに行かれる際は感染症対策をしっかりとして、ダイビングを楽しんでくださいね。
情報提供:《エバーブルー屋久島》
写真提供:《口之島ダイビングサービス》(屋久島ツアー)
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