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女性ダイバーのための器材選び
マスク、スノーケル、フィン編

女性ダイバーのための器材選びマスク、スノーケル、フィン編

快適にダイビングを楽しむために大切なのが、自分に合った器材を使うこと。でも「どんな器材が自分に合うのかわからない」「どうやって器材を選べばいいの?」と疑問に感じている女性ダイバーは多いのでは? そこで、人気のダイビングブランド《GULL》の女性スタッフのおふたりに、女性ダイバーならではの器材選びのポイントを聞いてみました。それぞれの器材を快適に使うためのコツも聞いていますので、じっくりとご覧ください。

聞き手:鴫谷隆(マリンダイビングWEB編集長)

女性ダイバーによくある器材の
お悩みは?

――今回は女性ダイバーのための器材選びのコツということで、(株)キヌガワでGULL製品のPRなどを担当する安藤瞳さんと、マスクやフィンなどの開発に携わる播磨めぐみさんにお話をうかがいます。おふたりともダイバーとして海を楽しんでいると思いますが、女性ならではの器材の悩みを感じたことはありますか?

安藤:私の場合は手足が小さく、顔もわりと小さいほうなので、レンタル器材のサイズが合わないことが不安でした。海外旅行でダイビングをしたとき、レンタル器材が合わなくてずっと苦しい思いをしたことがあり、それをきっかけに自分の器材の必要性を感じました。また、仰々しい器材をつけてロボットのように機械的に潜るのではなく、幻想的な海の中にフィットして、自分も美しく&かわいく見せられるような器材があればいいというのが私の中での想いです。

播磨:私も安藤さんと似ていますが、なかなかマスクが顔に合うのがなくて苦労したことがあります。鼻が低くて頬骨が出ている、だけど顎は小さいという顔の形で、なかなか自分にしっくりくるものが見つかりませんでした。さらに口呼吸が苦手でよくマスクが曇ってしまうので、マスククリアが多くなり、ストレスに感じていたので、もっと曇りにくいものがあればいいのにとずっと思っていました。
他には、カラーコーディネイトに苦手意識があるので、自身の器材選びの時には色選びにすごく悩んでいました。

――周りの女性ダイバーからもそういったお悩みはよく聞きますか?

安藤:多いですね。「どれが自分に合っているかがわからない」という声が一番多く、皆さん悩んでいるようです。女子は衝動買いをすることも多いと思うので、「あっこれ、かわいい!」と、あまり考えずに買ってしまい、それで失敗している方も。。。
そのような時、「器材を選ぶときに最低限ここだけはチェックしよう」というポイントをみんなが知っていれば、失敗も少なくなるのではないかと思います。

――では、安藤さんと播磨さんが考える「器材を選ぶときに最低限ここだけはチェックしよう」というポイントを教えていただければと思います。

マスク選びのポイント
「機能性」と「見た目」を
両立させよう!

マスク選びのポイント「機能性」と「見た目」を両立させよう!

安藤:マスクはまず、しっかりと顔にフィットすることが大前提。そのあとで、マスクによって顔の印象が変わるので、自分の好みに合わせて選ぶことが大事だと思っています。皆さん、マスクを選ぶときにフィッティングをすると思いますが、顔につけて鼻から息を吸っただけで「OK!」となっていないでしょうか。実際のダイビング中には、けっこう顔を動かします。私は、海の中で素敵なものを見つけるとニヤニヤ笑ってしまうので、笑いじわなどができてしまいます。そのほか、耳ぬきをするときにあごを動かす方もいますよね。口元が動くという前提で、動いたときにずれないかなど、フィッティングの際にも気をつけることをおすすめします。また、スクーバダイビングやスキンダイビングで深く潜るような場合は、水圧がかかってマスクが押しつぶされることも想定し、上から押さえつけて顔にフレームや鼻周りのシリコンが当たらないかも確認しましょう。鼻が高めの方や、彫りが深めの方はマスクによって当たる可能性もあるので、確認すると良いと思います。

播磨:あと、フィット感に+αで顔にマスクの跡が残ってしまうのが気になりますよね。それをなるべく軽減するように、GULL製品では、優しいフィット感を実現するための工夫をしています。例えば、スカート(シリコン部分)の淵が肌に“線”であたることでくっきりとした跡がついていることに注目し、スカートの淵にカールリップという丸みをつけて肌に“面”であたるよう改良したことで跡がつきにくくなっています。そのほか、男性向けのVADER(ヴェイダー)と女性向けのVADER fanette(ヴェイダーファネット)を比べると、マスクのスカート部のシリコンの厚みを変えていて、ファネットのほうがより肌あたりが優しくなっています。
それと安藤さんが言っていた「笑いじわ」についてですが、GULLの女性用のマスクは、スカート(シリコン部分)の頬部分が頬骨を包み込むような形状になっており、フィット感が向上しています。これにより多少笑いじわができてもスカートが柔軟に動いて肌にしっかりフィットするので、水が入ってきにくいのです。私もよく海の中で笑いますが、水は入ってきませんね。
GULLのマスクは、日本人の顔の特徴をベースにした形状となっているので、海外製品だと顔に合わないけれどGULLの製品だとピッタリ合うという方も多いですよ。

――なるほど、ひと口に「フィット感」といっても、実際のダイビング中を想定して、よりフィットしたものを選んだほうが快適にダイビングを楽しめますね。

安藤:そうですね。フィット感をきちんと確かめられたら、次はマスクのデザイン選び。この時、実際に海でするような軽めの化粧で自分の顔の見栄えを確認するのも必須です!
マスクの形で、印象はだいぶ変わってきますが、以下の3製品でいうと、
COCO(ココ)-キュートで柔らかい印象。ガラスの面積が広いので、顔の表情もよく見えます。そのぶん、かわいらしいイメージに。
VADER fanette(ヴェイダーファネット)-曲線美によるセクシーさがあります。頬骨の線もスライスされるような感じになるので、顔もスマートな印象に。
LANZE(ランツェ)-フレームが角ばっているのでシャープなイメージ。かっこよさ、クールさが含まれる感じになっています。二眼タイプはメガネをかけているような印象にもなるので、おしゃれメガネのイメージでつけるのもありだと思います。普段メガネをかけている方は一眼よりもむしろ二眼のほうが、普段の自分のイメージに近く見せられるのではないでしょうか。

【上】LANZE(ランツェ)【下左】COCO(ココ)【下右】VADER fanette(ヴェイダーファネット)

【上】LANZE(ランツェ)【下左】COCO(ココ)【下右】VADER fanette(ヴェイダーファネット)

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「VADER fanette」詳細情報はこちら

播磨:かわいいのか、セクシーなのか、自分をどのようなイメージで見せたいかで選ぶといいと思いますよ。

安藤:かわいいとか、セクシーとかいうイメージを考えると、ひとつ注意したいのがマスクがずれたときの「ブタ鼻」。これだと印象が台無しですよね。GULLのマスクはホワイトシリコンやブラックシリコンなど色付きのものを選ぶ人も多いのですが、実はクリアシリコンでもブタ鼻が目立たないように、鼻の部分にザラザラした「ブラスト加工」がしてあって、ぼやけた感じになります。ですので、鼻の穴がくっきりはっきり見えることがなく、ぼやぼやーっとした感じに(笑)。クリアシリコンのほうが明るいので好きだけれどブタ鼻が気になるという人にも、GULLのマスクはおすすめです。

――そんなポイントもあるんですね! そういえば最近、ホワイトシリコンのマスクを使っている女性ダイバーが増えている気が・・・。

安藤:ホワイトシリコンは見た目がかわいいし、女性ダイバーの小麦色の肌にも絶対に似合うと思います。

播磨:それとホワイトシリコンは、カラーコーディネイトがしやすくなりますよね。今まで、クリアかブラックのシリコンしかなかったのが、ホワイトがあることで印象がやさしい感じに。そこも大きなメリットかなと思います。

マスクをつけるときの
ワンポイントアドバイス

安藤:実はマスクのつけ方でも、印象はだいぶ変わります。マスクをつけたときに顔が引っ張られてつり目のように目が細くなっている方をよく見かけますが、実はちゃんと目がパッチリになるつけ方があって、水中での写真映りも格段に良くなります。
大前提としてはストラップを締めすぎないこと。締めすぎるとつり目の原因になります。それと、目を開けたままマスクをつける方が多いのですが、目をつぶって顔をくしゃっとさせ、マスクをつけてみましょう。マスクをつけてから目を開けると、目が引っ張られずにパチッとなります。海の中でもだんだん水圧などで引っ張られて目がつってしまうことがありますが、そういうときはマスクを緩めて、目を閉じて顔をくしゃっとやってからマスククリアをすると、目がパッチリします。水中での写真映りが悪いと思っている方はぜひやってみてください。

実はマスクのはめ方でも、印象はだいぶ変わります。マスクをつけたときに顔が引っ張られてつり目のように目が細くなっている人をよく見かけますが、実はちゃんと目がパッチリになるつけ方があって、水中での写真映りも格段に良くなります。

スノーケル選びのポイント
「くわえやすさ」と
「呼吸のしやすさ」を重視

スノーケル選びのポイント「くわえやすさ」と「呼吸のしやすさ」を重視

安藤:まずは「くわえやすさ」=「マウスピースの大きさ」ですね。大きすぎるマウスピースは、あごの疲れや、歯茎に刺さって痛みを感じる原因になります。GULLはレディースとメンズを分けており、女性用のスノーケルはマウスピースが小さく設計されているので、痛くなく、快適にくわえることができます。

播磨:それと「くわえやすさ」という部分では、GULLのスノーケルはマウスピースの部分が上下非対称になっているのも特徴ですね。他のメーカーではマウスピースを上下逆にしてもまったく一緒というものがほとんどですが、これもGULLのこだわりで、自然な歯のかみ合わせを考えたときに、上の歯のほうが下の歯よりも少し前に出ますよね。それが自然にできるように位置関係を工夫してマウスピースを作っているのです。あごに力を入れてかまなくても、自然な形でくわえられるので、長時間くわえていても疲れにくく、違和感がありません。

――確かに、正しい向きでくわえるとしっくりきます。

播磨:それとやはり「呼吸のしやすさ」もスノーケル選びの重要なポイントですよね。GULL製品は、いかに楽にくわえられるかに加えて、いかに水を吸い込まないように楽に呼吸ができるかというところにも注力して開発しています。
LEILA STABLE(レイラステイブル)とSuper Bullet Mini(スーパーブリットミニ)が特徴的ですが、スーパーブリットミニは「ツインパージバルブシステム」という、スノーケルクリアをした際に中に残った水が溜まる場所が2つの部分に分かれており、水が抜けきらなくても呼吸の妨げにならないようにできています。一方のレイラステイブルは、口元の大きな三角形の部分に排水しきれなかった水が入るようになっています。スノーケルクリアをしたときに、内部に残った水が三角形の部分に溜まっても呼吸の妨げにならないような大きさにして作られています。どちらのスノーケルもくわえたまま海水面に出た際、下に排水弁がついているので、意識しなくても排水が楽に行なえる形状になっています。

【左】LEILA STABLE(レイラステイブル)【右】Super Bullet Mini(スーパーブリットミニ)

【左】LEILA STABLE(レイラステイブル)【右】Super Bullet Mini(スーパーブリットミニ)

「LEILA STABLE」詳細情報はこちら

「Super Bullet Mini」
詳細情報はこちら

――これなら肺活量の少ない女性も楽に呼吸ができそうですね。

安藤:私がレイラステイブルを気に入っているのは、マウスピースをくわえたときに、この大きな三角形の部分で口元が隠れるということ。マウスピースをくわえると、口が「うー」という形になりますが、女性としてはあまり見せたくないですよね。しかも海の中だと唇の赤が紫色に見えて、若干気持ち悪さも出てしまいます。レイラステイブルの場合だと、「うー」の形でも、上の唇が多少見えるくらいで、下の唇は隠れて全然見えません。ですから写真映りも良くなり、おすすめですよ。

播磨:あとは形状でいうと、スキンダイビングやスノーケリングには、固定しやすいスーパーブリットミニがおすすめで、スクーバにはジャバラになっていて、水面でスノーケルをくわえるときには自分の顔の位置に合わせてくわえやすく、レギュレーターをくわえて潜るときには自然にぶら下がって邪魔にならないレイラステイブルがおすすめ。パイプ径もスーパーブリットミニのほうが若干大きくなっています。用途に合わせて選ぶといいですね。

フィン選びのポイント
足のサイズに合ったものを選ぶのが
鉄則

――フィンはやはり、自分の脚力に合わせたものを選ぶことが一番のポイントですか?

安藤:その前に「足のサイズに合ったもの」を選ぶことが大切です。自分の蹴った力がフィンにうまく伝わるためには、足とフィンとのフィット感が一番大事になってきます。自分の足よりも大きなものだと力が全部フィンに伝わらないので、そのぶん足が疲れたり、足がつったりする原因に。逆にサイズが小さすぎると親指が痛くなってしまうこともあります。。。自分の足のサイズに合ったフィンを選ぶというのが最初の一歩だと思います。そのあとに、自分の脚力に合わせた長さとか硬さ、どのような環境でダイビングをするのかも考慮して選ぶといいと思います。
オープンヒール(ストラップ式)の場合は調節ができるので、足のサイズが汎用的に使えます。例えば、ダイビングスタイルがビーチエントリーで岩場を歩くことが多く、脚力も自信がないような方は、しっかり歩けるGSブーツとCOCO FIN(ココフィン)のようなオープンヒールのフィンの組み合わせがおすすめですね。

フルフットの場合は特に足のサイズが重要。私は足のサイズが22.5しかなくて、MEW(ミュー)フィンのSサイズですら裸足で履くと大きくてブカブカで、足を傷つけてしまい悩んでいたのですが、新たにXSサイズが出たので、今までミューのSサイズでも大きいと思っていた足の小さい女性にはぜひ使ってほしいですね。WARP(ワープ)フィンもSサイズが出る予定です。ミューのステップアップ版として、こちらもぜひ女性ダイバーに使ってほしいと思います。

――「フィン=脚力」とイメージする人が多いと思いますが、まずは「足のサイズ」が大切と。

播磨:そうですね。GULLのフィンは日本人の足型に合うよう設計しており、素材がラバーなので、多少個人差による足の形状の違いがあっても、うまく足を包み込んでフィットしやすいものになっています。たとえばココフィンは、GSブーツに合わせてサイズを作っているので、GSブーツを履いた時に最高にフィットします。オープンヒールのフィンではGS ブーツ形状に合わせたフットポケットの設定、フルフットの場合は素足の形状に合わせたものと、MEWブーツを履いた時に合わせたフットポケットの設計と2種類あり、どのように潜るかを想定して作っているので、よりフィット感が高いのが特徴です。

それと、フィンに足の蹴る力が伝わるには、足の甲の部分が重要なのですが、ここがフィットしておらず足の甲の部分が動いてしまう、ブカブカすると、蹴る力がフィンにうまく伝わらないので、たくさん蹴っているのに進まないということになってしまいます。
フィンを選ぶときには、用途によってソックスやブーツやインソールなどの小物をセレクトし、足の甲の部分のフィット感をより重視して、選ぶのがおすすめです。

フィンも足のフィット感が大事ということですね。

――フィンも足のフィット感が大事ということですね。

安藤:次に脚力ですが、GULLの製品の中で唯一女性でも使いやすいように作られているのがココフィンです。「ジェットホール」という穴が開いており、ここから水がより効率的に排出するようになっています。また蹴りこんだ時に、フィンの中央部分だけ厚みが若干薄くなっていることで、フィンが半円を描くように曲がり、多くの水をとらえて蹴りこめるようになっているので、あまり脚力のない女性でもうまく水をとらえやすいというのが大きな特徴です。うまくフィンを蹴れずに、横にフィンがスライドするなどして水が逃げてしまっている女性ダイバーも多いと思いますが、それでもココフィンならしっかりと水をとらえてくれるので安心です。始めてフィンキックをするという人にも、ココフィンはとても使い勝手がいいと思いますよ。

播磨:安藤さんの言うようにココフィンは軽い力で大きな推進力を得られる、まさに女性のための形状となっています。また、フィンの先端のデザインは柔らかな曲線で女性らしさと人魚の尾のような印象を演出しているのもポイントです。
開発当時は「片足で900㎏を切る」というコンセプトで開発されており、ラバーでありながら軽量&コンパクトなのも女性ダイバーには合っていると思います。

フィンの先端のデザインも柔らかい曲線で女性らしさを演出しているのもポイント。

安藤:ココフィンは長さも長すぎず、幅も広すぎないので、クローゼットがパンパンな女子(私もですが 笑)も気に入ると思います。せっかく買ったのに、家の中に置き場所がなく、日向にさらしてカピカピになってしまった。。。というのはもったいないですからね。やっぱりクローゼットなどで大切に保管してほしいので、コンパクトというのもココフィンの魅力だと思います。

「COCO FIN」詳細情報はこちら

見た目のポイント
ひと工夫で見た目もさらに美しく

――それぞれの器材の、女性ダイバーならではの選ぶポイントがよくわかりました。最後に、これらの器材をより美しく身につけるためのコツなどはありますか?

安藤:カラーコーディネイトを考える際、皆さん同系色でまとめることが多いと思います。それもかわいいのですが、「差し色を入れる」というのも、個性を出す方法としておすすめです。真っ白コーデだけれどマスクのフレームだけ青や黄色にしてみるなど、それだけでずいぶん雰囲気が変わり、自分らしさを海で出せるのではないかと思います。GULLの場合、器材のカラーバリエーションが非常に豊富なので、いろいろと遊べるのが特徴です。マスクにホワイトシリコンを使っているメーカーはほかにはあまりないですし、GULLはマスクに合うようにスノーケルの配色もそろえているので、カラーバリエーションも豊富でそのぶん選択肢が広がります。

播磨:GULL製品はカラーバリエーションが豊富なだけでなく、マスク、フィン、スノーケルと合わせた時に違和感なくバシっと決まるようトータルコーディネートに配慮して配色を決めているのもこだわりのポイントです。

開発のほうではいろいろな色を作るのはとっても大変ですけどね(笑)。「この色で」というリクエストに合わせて調合して作るのですが、調合がちょっと違うだけで色の雰囲気がずいぶん違ってしまいます。

――その苦労のうえに、ダイバーが自分の好みの色を選べるというようになっているのですね。カラーコーディネイト以外にも、見た目をきれいにする方法はありますか?

安藤:ダイビング中にマスクが曇ってしまうと、ダイビングが楽しくないだけでなく、見た目も悪いですし、それで写真を撮られるのも嫌ですよね。そのために皆さん曇り止めをすると思いますが、ダイビングをするたびに毎回やらないといけないし、結局中性洗剤のようなものを使ってそれを海に流しているので、環境的にも良くありません。GULLでは、すべてのマスクに合わせて、マスクの内側に貼る曇り止め用のレンズフィルムを用意しています。ほぼ曇らないのでとっても楽です。それに、レンズフィルムを使えば、マスクが曇るとマスククリアをして化粧が落ちてしまったり、エアーの消費が早くなってしまったりという問題もクリアできるのでおすすめです。

また、ダイビングする女性にはぜひグローブをつけることをおすすめします。海に行くと、手首のところでスパッと日焼けの線がある方をよく見かけます。グローブがあれば、ケガをしないのはもちろん、手の部分の日焼け防止にもなりますし、ネイルもはがれにくくなります。そういった点でもぜひグローブをつけてほしいですね。

それと個人的に気になっているのがブーツです。フルフットフィンの場合、ミューブーツだと足首までブーツがあるので、スーツを着用しないなどにはちょっとダサい気が。。。スキンダイビングやスノーケリングの場合はショートミューブーツを選ぶとか、ショートミューブーツだときつくて履けない場合はフィンソックスを選ぶといいのではないでしょうか。フィンを履いてからフィンソックスを内側に織り込めば見えなくなるので、裸足で履いているように見えます(笑)。オープンヒール(ストラップ式)のフィンの方は、今年新たにスリッポンのように履けるデッキソールショートブーツもGULLのラインナップに加わったので、こちらもおすすめです。

――マスクの話のときに教えていただいた「目をパッチリにするつけ方」もそうですが、けっこういろいろな工夫の仕方がありますね。

安藤:やっぱり少しでもきれいに、かわいく見えるように潜りたいですからね。目をパッチリさせるには、目の周りのメイクも効果的ですが、注意したいのはマスクが化粧で汚れてしまうこと。特にスカート(シリコン部分)はファンデーションですごく汚れが目立ちます。
皆さん、化粧落としなどで落としていると思うのですが、オイル系の化粧落としを使うと油分がガラス面についてしまい、マスクが曇る原因になってしまいます。オイル系は使わずに、メイク落としシートでノンオイルのものがおすすめ。シートだと細かいところもきれいにふけるので、とても便利です。「化粧をしなければいい」という声もありますが、かわいく映るためには、やっぱり化粧も大事ですしね(笑)

――女性ダイバーはいろいろと大変ですね(笑)

より女性ダイバーに
楽しんでもらうために

播磨:ダイビングは、重いものを持って、たくさん器材を背負っていかないといけませんよね。ですので、できるだけ負担が少ないもの、それは「軽い」だったり「よりフィットする」だったり、いろいろな意味で「負担の軽減」ができたらいいなと思っています。
また、女性だからこその要望ももっともっと形にしていきたいですね。例えば「自分のものとわかるように可愛くデコレーションしたい」などなど女性ダイバーの方が持っている「こうだったらうれしいな」という声をしっかり受け止めて、常に良いものの開発を続けていきたいと思っています。

安藤:今は自粛モードでなかなか外に出られませんが、海外や沖縄などに思い立ったらすぐに出かけられるアクティブに活躍する女性がすごく増えてきていると思います。そういう女性たちに向けて、より簡単に遊べる道具があったらいいのではと思っています。私たちも含め女性ダイバーみんなが困っていること、それを全部クリアできるようなものを開発していきたいですね。ぜひ女性ダイバーの皆さんからの声を寄せてほしいですし、「GULL大好き女子集まれ」のような、井戸端会議の場が作れるといいなと思っています。

――今後も女性ダイバーがさらに快適に使える器材が出てくることを楽しみにしています。本日はありがとうございました!

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