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ダイビングのスキルアップQ&A
ベテランイントラ・かっしーがお答え!
第50回 ブレない水中写真や必要な水中撮影スキル

苦手スキルやダイビングの悩み Q&A

スキューバダイビングでは安全に潜るためのスキルを身に着けておく必要があります。でも、耳ぬき・中性浮力・潜降など、なかなかできない!という方の声が多いのも事実です。これまでたくさんのダイバーを輩出し、スキルアップの手助けをしてきたベテランイントラ・かっしーこと柏崎洋介さん(スキューバプロショップ大井町店店長)に、読者の皆さんの質問や悩みに答えていただきます!
今回は、水中写真や動画について、ブレない撮影術やカメラを扱うスキル、撮影マナーなど幅広い質問に全力回答♪

柏崎洋介さん率いる《スキューバプロショップ》はダイビングスキルに悩みのある方やブランクダイバーにも優しいお店です。大井町、渋谷、東伊豆・富戸にお店があるので『マリンダイビングWebを見て』と直接相談してみましょう!

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皆さまのダイビングスキルのお悩みや疑問募集中!

ご氏名(ペンネーム)とダイビング歴(年数・経験本数)を明記の上、下記にお送りください♪

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撮ろうとした魚がいない!?

Q
マクロを撮ろうと被写体に近づいてもピントがなかなか合わず、そうこうしているうちにいなくなってしまうということがよくあります。一瞬でピント合わせるにはどうすればいいですか?
あひ/約8年/80本くらい

A
うーん。カメラの種類によってだいぶ変わるので、難しい質問ですね。一番使ってる人の多いTGシリーズを使ってると仮定して回答しますね。
近づき過ぎるか、ズームし過ぎると、ピントが合わなくなるので、ズームしない、一番引いた状態で最初に撮影するようにしましょう。
次に距離は、被写体が小さくしか写らない距離(少し離れたところ)で、まず1回撮ります。
離れてればピントは合うので。そこから寄れる被写体なら、少しずつ寄りながら撮って、徐々に被写体が大きく写るようにしていきましょう。近寄れない被写体の場合は、ズームを少しずつ使って、徐々に大きく写るようにしていきます。少しでも近づければ、より綺麗に撮れますよ。

少し流れがあるときのビデオ撮影術を教えて!

写真

Q
少し流れがあるときの、水中での体の固定術を知りたいです。写真(スチール写真)はいいのですが、ビデオ撮影のとき、どうしても体がブレてしまいます。何かいい方法があれば教えていただきたいです。
noboru/30年/500本

A
僕も動画をよく撮りますが、流れやウネリがある時は、めちゃくちゃ苦労しますね。
極力ブレないようにするのに気をつけていることは、カメラの持ち方です。シャッターがあるほうをしっかり握り、握った手の甲側や、手首付近を岩、地面などにつけて固定します。肘まで離れるとブレやすくなるので、なるべくカメラに近い位置で固定します。もう片方の手は、カメラが上下左右前後に傾かないように岩や地面との支柱みたいにします。その際は全方位に傾かないようにカメラを2点、3点で支えるようにしましょう。
あとは、波やウネリで体が動く場合は、両膝以外に、体のどこかを岩などにつけて3点でがっちり固定するか、固定する場所がなければ、カメラを支点にして体は、動いてもカメラは動かないような状態を作ります。中途半端に踏ん張るより、体は振られてもカメラが動かないようにするほうがいい場合もありますね。

自然に影響を与えない撮り方を教えて

Q
うねりや波があると体が安定しないため、ちゃんとした写真が撮れません。特に海中で確認できないため、出てからガッカリすることが多いです。少しでも良い写真を撮りたいので、自然に影響を与えない撮り方を教えてください。
優/16年/429本

A
自然への影響を考えると、一つ前の質問のように体を固定するのは、極力最小限にしたいですよね。その場合は、とにかくシャッタースピードが速くなるように撮りましょう。TGとかコンデジは、自動でシャッタースピードが調整されるので、暗いとシャッタースピードが遅くなってしまいます。
ライトを当てて明るくして撮るとシャッタースピードが速くなるのでブレにくくなりますよ。
注意点は、明るいとストロボがたかない場合があるので、ストロボの設定は、強制発光にしましょう。
あと、ライトは、スポットタイプだと光の明るさがまばらなので写りに影響が出たり、シャッタースピードの設定に影響が出たりするので、ワイドタイプにして、画面全体に光が均一に当たるようにしましょう。

一眼レフでのエントリーはどうする?

Q
一眼レフを持ちながらボートからのエントリー方法で悩んでます。
はなゆい/28年/500本

A
僕もいつも悩んでるテーマです。あとから渡してもらうのが一番いいのですが、ドリフトダイブなどではそうもいかない場合もあるので、自分一人でなんとかしたいですよね。
その場合の僕のやり方をエントリー方法別にご紹介しますね。
◆ジャイアントの場合は、片手でマスクを押さえて、もう一方の手でカメラを持って、頭の上まで上げて、体が着水したあとに、衝撃が弱くなったころにカメラが着水するようにしてます。マスクを片手でホールドするので、外れないように鼻で吸いつけるようにしたりしてます。
◆バックロールの場合は、同じように片手でマスクを押さえて、もう片方でカメラを持ち、上じゃなく前に手を伸ばして、カメラが最後に着水するようにします。
◆フロントロールの場合は、前から回転して入るので、先にカメラをそーっと着水させてから体を前転するように飛び込みます。これは、タンクで頭をぶつけたり、ホースが絡まったり、失敗することがあるので、密かな練習が必要です。

なるべくなら、誰かに渡してもらうか、ハシゴからそーっと入るのがおすすめです。

撮り終わった後の立ち退き方は?

Q
写真を撮り終わった後、後続の方に順番を譲る際のスマートな立ち退き方について解説していただきたいと思います。
匿名希望

A
スマートな立ち退き方ですね。ポイントは、①生物を引っ込めたり、逃したりしない。②砂を巻き上げない。この2点を注意しましょう。
よくありがちなミスは、譲ろうとして、振り返ってしまい、その動きで砂が巻き上がったり、生物が引っ込んだりしちゃうトラブルです。
退くときは、後ろを見るんじゃなくて、被写体を見続けながら、生物の動き、巻き上げてないかを確認しながら、手を使ってそっと後退りするようにしましょう。万が一、砂が少し舞っても手で払うのは、やめましょう。悪化するだけです。ある程度、下がった地点で次の人にどうぞって譲るのがスマートですね。

プロフィール紹介
かっしーこと柏崎洋介さん

東京農業大学に入学後、ダイビングクラブに入り、すっかり海とダイビングの虜になる。在学中に《スキューバプロショップ》でアルバイトを始め、卒業後はもれなく同社へ。東伊豆の富戸でダイビングガイドを担当した後、同社の代表兼大井町店の店長に。ダイビング歴25年、インストラクター歴21年。現在はPADIコースディレクターとして、ノンダイバーからプロを目指すダイバーまで指導。

かっしーのダイビングスキル中心のYouTube

柏崎洋介さん

東京に2店舗、東伊豆に1店舗あるから
スキルアップやステップアップに超便利!

スキューバプロショップ
大井町店 TEL:03-6712-0920

ダイビングを始めたい!という方から、ファンダイバーや、もっとうまくなりたいという方にはステップアップコースを意欲的に開催。
話題の渋谷・宮下パークから徒歩1分のオシャレな渋谷店、交通至便な大井町店、そして東伊豆で海が目の前に立つ富戸店(写真)と3つの拠点で講習&サービスを展開。『マリンダイビング』主催のランキング企画で8年連続No.1を樹立した富戸店には、1位に何度も選ばれているダイビングガイドの山口敬大さんも常駐。のんびり、あったかな雰囲気にきっとリラックスできるはずです。

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