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現地の海から2019.05.22

~現地の海から~ 沖縄本島・恩納村 《ブルーリーフ》発信
サンゴの産卵ウオッチング!

 毎年5月末~6月ごろまでの大潮は、沖縄のサンゴの産卵シーズン! 今年も、5月19日(日)、沖縄本島・恩納村にて産卵が観測された。
 現地ダイビングサービス《ブルーリーフ》代表の横田崇さんによると、観測された場所は《ブルーリーフ》オリジナルスポットの「サンゴビューティー」。一面、何種類ものサンゴがひしめき合うリーフスポットだ。サンゴの中でも、比較的早い時間に産卵をするものと遅い時間に産卵をするものがあり、今回は19時半ごろより最初の産卵がスタート。水深9mほどで観測された。次の産卵は21時半~22時ごろで水深5~6m。産卵を確実に見るには、あらかじめどのサンゴが産卵するか確認しなければいけないので大変。産卵しそうなものを見つけたら、あとはそのままひたすら水中で産卵を待つ。たくさんの小さなピンク色の卵が、真っ暗な水中へふわっと舞うのを見られたら、感動するに違いない! 
 次回の産卵の予想は、6月の大潮あたり。ダイバーのみが味わえる神秘の世界を感じに、時期を狙って潜りに行ってみよう。

情報・写真提供:《ブルーリーフ》
        ↑月刊『マリンダイビング』6月号(5月10日発売)でも紹介中!

神秘的な世界

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産卵しそうなサンゴには上のように卵が付いている

産卵しそうなサンゴには上のように卵が付いている

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