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Fromスタッフ2020.12.14
日本の海はこれからが楽しい!ドライスーツで潜るときのワンポイントアドバイス
海外に潜りに行けないこの冬、日本の海を思いっきり楽しもう!と思った方も多いのではないでしょうか。世界各国、どの海も本当に素晴らしく体がいくつあっても足りませんね。
さて、今の季節に国内でダイビングを楽しもうとすると必要になってくるのが「ドライスーツ」です。ウエットスーツは、生地と体の間に入れた水を体温で温めて保温します。対してドライスーツは水ではなく空気とインナーで保温します。
難しいイメージを持たれがちなドライスーツですが、コツを押さえれば脱着も楽にできますし、今まで以上にダイビングが楽しくなるので、皆さんにはぜひ挑戦していただきたいです。
ドライスーツで、もっと快適に冬の海を楽しみましょう!
まず、ドライスーツを上手に着るためのコツは「爪を立てない」ことです。体の各「首」には体が濡れないための「シール」と呼ばれる生地があります。着脱の際にはここを少し引っ張ることになるのですが、そのときに爪を立ててしまうとすぐに破れてしまい、防水の機能を果たせなくなります。
また、潜降時にはドライスーツ内とBC内の空気の両方を抜く必要があるので慌ててしまう人が多いのですが、どんなときでもダイビングは「落ち着いて」が基本です。一つずつ確実にこなしていきましょう。
写真のように指先をすぼめると、最小限のダメージでスムーズに着脱ができます
「落ち着いて対処」はドライスーツ特有のトラブル「吹き上げ」も同じです。①下に向かって泳ぐ ②体を回転させる ③かかとから落とす ④強制排気 この手順で対処しましょう。動画などを見てイメージトレーニングをしておくのもおすすめです。
対処法をしっかり身につけて、もっと日本の海を楽しみましょう
▼動画はこちら
月刊『マリンダイビング』1・2月合併号では、ドライスーツに関する「運ぶ・着る・潜る・洗う・脱ぐ」をシーン別に特集しているほか、お悩みの多い吹き上げなどの「トラブル対処」についても写真付きで特集しているので、ぜひチェックしてみてください。
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