年間125万人が訪れるダイビング情報サイト

Marine Diving web

レポート2024.03.19

GARMINスマートダイコン最高峰「Descent Mk3」シリーズの威力を体感!
スマートダイコンでバディの位置を確認する

《GARMIN(ガーミン)》から史上最強最高峰のダイブコンピュータ「Descent(ディセント) Mk3」シリーズが新たに登場。マリンダイビングWeb編集部が実際に使用し、これまでにない驚愕の機能・性能をシリーズでお届けします。今回は「ダイコンで一緒に潜っているダイバーの位置を確認できる!」という、画期的な機能をレポートします。

ダイブコンピュータでバディの位置を知る

前回のレポートで、Garminが開発した革新的なソナーシステム「SubWave」により、自分のタンク残圧はもちろんのこと、一緒に潜っているダイバーの情報も確認できることをご紹介しました。手元のダイコンで残圧確認ができるだけでも画期的ですが、「Descent Mk3i」はさらに驚きの機能があるのです。

先に結論を言ってしまうと、一緒に潜っているバディや仲間が、「自分からどのくらいの距離にいるのか」「水深何メートルにいるのか」(※)を、手元の「Descent Mk3i」で知ることができるのです。もちろん前回お話しした「タンク残圧」もです!

最大8人のダイバーの位置と残圧を表示(表示はソフトウェアアップデートにより変更になる可能性があります)。

最大8人のダイバーの位置と残圧を表示(表示はソフトウェアアップデートにより変更になる可能性があります)。

 
「Descent T2トランシーバー」に対応しているGARMINのスマートダイコン(Descent Mk3シリーズで「i」がつくダイコン)は、最大10メートルの距離内にいるダイバーの情報をキャッチし、1台で最大8人と繋がることができます。
つまり、もし8人全員が「T2」を装着してダイビングしていれば、8人全員の残圧と、自分からどのくらい離れていて、水深何メートルにいるのか(※)を把握できるわけです。

※今後のソフトウェアアップデートで利用可能となります。また、今回掲載の画面表示から変更になる場合があります。

視界が悪くてバディの姿が……そんなときもGARMINなら安心(写真はイメージ)Photo by Teru Sato/NANA

視界が悪くてバディの姿が……そんなときもGARMINなら安心(写真はイメージ)Photo by Teru Sato/NANA

 
水中で透明度が悪くて、少しバディと離れると姿が見えなくなってしまうような悪条件のダイビングのとき、お互いの手元のダイコンで「バディの位置」を知ることができれば、すごく安心ですよね。
たとえば、バディと事前に「今日は視界悪そうだから、お互い近くにいよう!」と決めておけば、ダイビング中にバディの姿が見えないくらい視野が悪くなっても、手元の「Mk3i」で確認できるのでとても安心ですし、理想的な安全管理のひとつと言えるでしょう。

常識を覆す《GARMIN》の革新的な技術

この画期的なスマートダイブコンピュータによる安全管理を実現できるようになったのは、GARMIN独自のソナーシステム「SubWave」によるもの。そしてこのダイビングの常識を覆すような革新的ソナーシステムの恩恵を享受するためには、「Descent T2トランシーバー」をファーストステージに装着するだけ。
実際に使ってみると、正直「え? これだけで残圧とか、バディの位置とかがわかるようになるの?」と、拍子抜けするくらい簡単!シンプルです。

手元で自分自身の残圧管理ができたり、一緒に潜る仲間の残圧や位置が把握できたりする、Descent Mk3iとT2トランシーバー。一度使うとこの「安心感」から抜け出せなくなります。

なお、SubWaveによるダイバーの位置確認は、近日公開のソフトウェアアップデートで使用可能となります。こうして機能がアップデートしていくのも、スマートウォッチタイプのダイブコンピュータならではの楽しみですね。
Descentシリーズのソフトウェアアップデート情報はこちら

次回も、GARMINの安全・安心に対する驚きの技術革新と機能の続きをレポートします!

GARMIN Descent Mk3シリーズの特設サイト

[Descent Mk3i×古見きゅう]
GARMINアンバサダーの水中写真家 古見きゅうさんのスペシャル動画

  • Facebook
  • Twitter
  • Line

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます