伊豆半島は関東や東海方面から行きやすいダイビングエリア。このトピックスでは、現地サービスの皆さんから現在の海況や、海の中の最新ニュース、今週末の予想などを聞いて月に数回ご紹介する連載です。今週のピックアップエリアは富戸、稲取、神子元、大瀬崎、川奈です。潜りに行く際の参考にしてくださいね！　
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伊豆半島ダイビングガイドはこちら

ピンクのハダカハオコゼ。今週末も会えたら嬉しいですね！

スキューバプロショップ富戸、山口さん：ショップ情報はこちら

◎透明度／15m

◎水温／25〜26℃

◎一言コメント／富戸は海況が悪い日が続いているため、透明度、水温、見られる魚は土曜日の情報です。
今週末は北東風予報になっていて、富戸の海は波が出そうです。ですがクローズにはならず、波に気を付けて出入りすれば問題ない程度かと思います。
秋のベストシーズンなので生物はいろいろいて、楽しい海になってます！
後は海況が落ち着いてくれれば……。

◎見られる魚／クマドリカエルアンコウ、イロカエルアンコウ、ベニカエルアンコウ、ニシキフウライウオ、ハダカハオコゼ、カミソリウオ、フリソデエビなど

情報提供／スキューバプロショップ富戸
富戸の特集はこちら／スキューバプロショップ富戸でリスタート！

風が落ち着いたら、こんな最高な光景と出会えるかも!?

神子元ハンマーズ、関口さん

◎透明度／５〜20m

◎水温／25〜27℃　

◎一言コメント／最近は海況不良が続き、潜れている日が少ないです。時化の合間で潜れた数日間は、日によって透明度に大幅な変化があり、安定していません。ですがハンマーヘッドシャークの群れや魚影は健在で、ダイバーを楽しませてくれています。
週末以降、風が吹く予報もあるので良い方に変化するのを祈っています。

◎見られる魚／ハンマーヘッドシャーク　

情報提供／神子元ハンマーズ
神子元の特集はこちら／神子元島でハンマーリバーを見よう！

ボラが群れに群れる圧巻の光景も！

ネイチャーイン大瀬館、若松さん：ショップ情報はこちら

◎透明度／「湾内」５～８ｍ、「外海」・「先端」12ｍオーバー

◎水温／24～26℃

◎一言コメント／絶好のダイビング日和が続くと思われます！　「湾内」・「外海」・「先端」どこも透明度が上がってきていて、ただ泳ぐだけで気持ちが良いです。ハナダイの群れ以外にもボラが壁のようになる光景、通称「ボラクーダ」も見られるチャンスですよ。

◎見られる魚／お腹パンパンのオオモンカエルアンコウ、カサゴの求愛、ニシキフウライウオ、ネジリンボウ、ミジンベニハゼ、ボラ

情報提供／ネイチャーイン大瀬館
大瀬崎の特集はこちら／大瀬崎はダイビング天国！

アオウミガメは朝一に潜れば高確率で出会えます！

DivingService 川奈日和、君島さん

◎透明度／浅場：３mほど、深場：10m（初夏のような潮。気まぐれな潮なので、その都度最新の海洋状況を確認！）

◎水温／浅場：25〜26℃ 、きれいな潮のエリア：24℃前後（５㎜ウエットの方はフードベストなどのインナー着用がおすすめ。２ピースのウエット（６.５㎜）やセミドライなどの厚手のウエットスーツをお持ちの方はそちらがおすすめ）

◎一言コメント／透明度は回復の兆し！　すぐに秋の良い海へ戻ってくれることでしょう♪
今のところ今週末は、季節風となる北東の風がそれほど強く吹く予報ではないので、久々の穏やかな週末に期待（川奈はこの風が強く吹きすぎるとクローズになる場合あり）！　ただ、沖縄にある迷走台風の進路と、秋雨前線の位置次第では予報がコロコロと変わりそうなので、最新の風予報をチェックしてくださいね。
水中では今まで見たことのない、珍しい魚達が数多く見られています。先日はなんと、センネンダイ幼魚までも……！　たくさんの魚達で賑わう今の時期、ぜひたくさん潜ってください♪

◎見られる魚／季節来遊魚系がメイン。
ヒレナガネジリンボウやネジリンボウ、カミソリウオ、ハタタテハゼ、クマドリカエルアンコウ、ミナミハコフグ幼魚、ニシキフウライウオ、などの定番の人気物たちを中心に、オトメハゼの幼魚、クビアカハゼの幼魚、サンゴにのるセボシウミタケハゼ、ヤギ類に絡むアミメハギ、アオサハギ、ガラスハゼ、アカホシカクレエビなど、ほかにもあげるとキリがないほど水中は賑やかです。
川奈では欠かせないアオウミガメも。

情報提供／DivingService 川奈日和
川奈の特集はこちら／東伊豆 川奈の潜り方

ライター／新井 夏海
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