こんにちは、マリンダイビングwebライター兼写真家の三浦エリカです。ダイバーであれば誰しも「この美しい海をいつまでも残したい」と願っているはず。しかし実際に何をしたらいいのかわからない、という方のために今回はサンゴの植え付けプログラムをご紹介します。

イベントを主催するのは、沖縄県恩納村の海を拠点に20年にわたってサンゴの保全活動を行っている《チーム美らサンゴ》。近年、オニヒトデの食害や赤土の流出、海水温の上昇に伴う白化現象などによりサンゴが激減しているといわれています。美しい海とサンゴを守るため、チーム美らサンゴでは毎年数回のサンゴ植え付けイベントを実施。今年は残すところ10月19日（土）と11月9日（土）のあと2回となっています。イベントではサンゴの基礎知識や地球環境との関わりなどについてレクチャーを受けた後、サンゴの養殖場を見学。そして、実際に海に潜りサンゴの植え付けダイビングを行います。また同日にノンダイバー向けのプログラムも開催されます。日本の海で実際に起きているサンゴの現状を知ることで、海洋環境保全に関心を持つきっかけとなりそうですね。