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GULLカタログの専属カメラマン
自然写真家・関戸紀倫さんに聞く
GULL製品の魅力

関戸紀倫さんに聞くGULL製品の魅力

毎年《GULL》の製品カタログ用の撮影を担当し、GULL公式Facebookページでも作品を毎週公開している自然写真家の関戸紀倫(きりん)さん。彼自身も愛用するGULL製品の魅力や、カタログ撮影の裏話などをうかがいました。

自然+人をかっこよく撮る紀倫さんの写真は
「自然と遊ぶ」GULLのイメージにぴったり

――まずは、紀倫さんがGULLのカタログの撮影をするようになったきっかけは何ですか?

紀倫:何かのイベントのときに杉田社長に声をかけていただいて、その後、マリンダイビングフェアでGULLの飯森さんにオーストラリアのブースで撮影した写真を見ていただいたことがきっかけですかね?

GULL飯森:そうですね。紀倫さんが撮影した写真を見て、GULLの求めているイメージに合っていると思いました。この人にGULLの製品を撮ってもらったら、どんな感じになるのだろうと。もう4年くらい前でしょうか。そこからオーストラリア、フィリピン、レッドシー(エジプト)と毎年、カタログの撮影をお願いしています。

――紀倫さんの写真のどんなところが、GULLのイメージに合っているのでしょうか?

GULL安藤:ひと言でいうと「かっこいい」ですよね。GULLが求めるイメージは、ダイビングのかっこよさ。ワイルドで「自然と遊んでいる感」が、紀倫さんの撮る写真にはすごく出ていると思います。ワイド系の水中写真を撮る方はほかにもいらっしゃいますが、GULLの求めるイメージとここまでマッチした写真を撮ってくれる写真家さんは、紀倫さんだけと思っています。

紀倫:ありがとうございます(笑)。僕は自然のスケール感を表現できるような写真を撮るのが好きなのですが、人を入れるとそれが伝えやすい。「この自然、すごいでしょ」というのを伝えるのに、もちろん人が写っていない自然だけの写真も撮りますが、やはり人をあえて入れて、「人+自然」の写真で、より自然の大きなスケールを表現できたらと思っています。

GULL飯森:本当は、紀倫さんにカタログのモデルをやってほしいんですよ。イケメンですし(笑)。でもそうすると、その写真を撮る人がいなくなってしまう。。。紀倫さんがGULL製品を使っているのを、紀倫さんに撮ってもらう。それが最高なんですけどね(笑)。

これまでに紀倫さんが撮影したGULLのカタログ

これまでに紀倫さんが撮影したGULLのカタログ

愛用するGULLのマスク&フィンは
これなしには潜れないマストアイテム

――紀倫さん自身はGULLの器材を使っているのですか?

紀倫:僕は元々ダイビングインストラクターだったのですが、その頃からフィンとマスクに関しては、GULLのものをずっと使っていて、今でもマスク(マンティスLV)はインストラクターになったときに買ったものをずっと使い続けています。もう10年以上になるのでしょうか。撮影の関係上、レンズは入れ替えたのと、ストラップは1回変えていますが、あとは全部そのままですね。

紀倫さんが愛用しているマスク、スノーケル、フィン

紀倫さんが愛用しているマスク、スノーケル、フィン

――そこまでGULLのマスクを愛用する理由は何でしょうか。

紀倫:正直なところ、このマスクじゃないと海に入れないというくらい信頼度が高いです。ほかのマスクもそんなに数多く使ったことがあるわけではありませんが、機会があって他のメーカーさんのマスクをつけてみると、やっぱり違うなと。本当に、このマスクなしでは撮影できないくらいです。一番はやはりフィット感。シリコンの柔らかさからか、顔につけている感じがしないくらい、顔になじんでいます。おかげでマスクにストレスを感じることなく、撮影に集中できています。

「MANTIS(マンティス) LV」詳細情報はこちら

――スノーケルもセットですか?

紀倫:スノーケルはあまりつけないのですが(笑)、国によっては携帯することがルールになっていることもありますし、場合によってはつけたり、BCに入れたりしておくこともあります。スノーケリングなどタンクを背負わないで海に入ることもあるので、常にスノーケルは持っていっていますよ。いろいろな場所に撮影に行きますが、やはりマスク、スノーケル、フィンは絶対に自分のものを持っていきます。レンタルだとかなり撮影に支障が出てしまう。それぐらい、自分の器材を信頼しています。

――フィンについては何かこだわりはありますか?

紀倫:元々、スーパーミューをずっと使っていたのですが、潮の流れが速いときなどに、もう少し推進力がほしいなと思い、最近はワープを愛用しています。長さも持ち運びしやすくてちょうどいいですし、蹴り心地もいいです。それと僕は個人的に、フィンは素足ではくのが好きなのですが、スーパーミューはフットポケットのエッジの部分が少し硬く感じます。もちろん、スーパーミューはブーツを履くのが推奨されているので仕方がないのですが、ワープだと素足でもそんなにフィンずれしません。素足ではいているほうが、微妙な感覚もフィンに伝えられる感じがして、好きなんですよね。

紀倫さんが潜られるような撮影環境だと、ある程度の蹴り心地というか、推進力があるタイプのフィンのほうが使いやすいですか?

――紀倫さんが潜られるような撮影環境だと、ある程度の蹴り心地というか、推進力があるタイプのフィンのほうが使いやすいですか?

紀倫:そうですね、僕はゆっくり止まってマクロ撮影というより、沖に出て中層を泳ぎ、潮に左右されながら撮影することが多いです。例えばGULLのカタログ撮影で、レッドシーでハナダイの群れを撮ったときなどはまさにそうなのですが、潮がいい感じにかかって魚が群れているシーンを撮影するのに、自分が撮りたいタイミングと魚のタイミングをうまく合わせようとすると、何度も潮に向かって泳いでいかないといけません。そう考えると、ワンキックである程度進めるフィンのほうが、バタバタとキックするよりも魚に与えるストレスも少ないのではないかと。外洋で回遊魚の群れを狙うときなども、やはり1回のキックでぐんと進む推進力のあるフィンのほうが使いやすいですね。

GULL安藤:紀倫さんのニーズを満たすのは、GULLのフィンだとやはりワープかバラクーダですね。バラクーダはブレードが長いので、ワープのほうが取り回しがよいという特徴があります。ブラックだと硬さもあるので、紀倫さんのように脚力のある方やガンガン泳ぐ方にはおすすめです。

「WARP(ワープ) FIN」詳細情報はこちら

「BARRACUDA(バラクーダ)」詳細情報はこちら

紀倫:ワープは本当に使いやすくて、自分の足の一部のようにフィットしているため、水中での微妙な扱いもすごくしやすいです。例えば、なるべく着底しないように撮影していますが、砂地などで着底していいシーンでは、フィン先だけをちょんとつけるような感じですかね。本当に軽く触れるか触れないかぐらい。あとは水中で切り返しをするときに、フィンのブレードがしなっている感覚とか。今使っているワープは、そうした感覚がイメージ通りで、フィンが足の一部となってそのまま先まで繋がっている感覚です。ぴったりと素足にフィットしたゴムフィンならではの良さだと思っています。それと、ワープもそうですがゴムフィンの場合、水中でちょっとマイナス浮力気味になるのですが、それも僕にとってはすごくバランスがいいですね。

――先ほどからお話をうかがっていると、マスクもフィンも、もう体の一部になっているという感じですね。

紀倫:そうですね。僕にとってはこれが自然なので、この先も使い続けていくと思います。GULLさんからは、そろそろ変えてくれないかと言われそうですが(笑)

GULL安藤:実はGULLのマスクに関しては、何年も使い続ける方が多いです。ただし、毎年メンテナンスをすることをおすすめします。シリコン部に切れ目などが出てきたり、バンドが切れていたり、フレームが歪んでいたりなど、部品でも交換可能なのでしっかりチェックをしてほしいです。長く使っているといえば、なんと40年前のマンティスをいまだに使っている方にも海でお会いしたことがあります。(笑)

紀倫:じゃあ、僕のマスクもまだまだ使えますね。ぜひ20年後にインタビューしてほしいです(笑)。

撮る人にも撮られる人にも
GULLの器材はおすすめ

――10年以上使っているという紀倫さんのマスクですが、先ほど、撮影の関係でレンズだけ入れ替えたとのこと。その理由は何ですか?

紀倫:僕が使っているマンティスLVは、ちょっと赤みがかったUVカットレンズがつけられています。水中がすごくきれいに見えるのですが、撮った写真の色見を水中で確認するのが難しい。水中でマスクをつけて見たときの写真の色見と、陸上でマスクを外してみたときの写真の色見が違って、水中で「おっ、すごくきれいに撮れた!」と思っても、上がってから見ると「あれっ」なんてこともあって(笑)。

――それは“フォト派あるある”ですね。

紀倫:どうしようかと思っていたのですが、GULLの杉田社長にクリアレンズがあることを教えてもらって、あっという間に解決(笑)。GULLのマスクは、レンズも自分の好きなものに入れ替えられるのもいいですよね。普通にダイビングを楽しまれる方は、水中をきれいに見るうえでもUVレンズはとても優れているので、おすすめです。それと、僕は今まだお世話になっていませんが、近視、遠視、乱視、老眼用とさまざまな種類のレンズもありますし、とても便利だと思います。

GULLのオプチカルレンズ

それは“フォト派あるある”ですね。

――スカート部がブラックシリコンなのも撮影には適していますか?

紀倫:そうですね、実は僕は「インストラクターはブラックシリコンがかっこいい」というのをみんなが言っているのを聞いて買ったのですが(笑)。ちなみにそれまで使っていたのは、マンティスのクリアの水色だったと思います。フィンもウエットスーツもマスクに合わせて黒ベースなのですが、特に撮影のためと意識したわけではありません。でも、ブラックシリコンは撮影に集中できていいですよね。

――なるほど。最近はホワイトシリコンのマスクも人気ですが。

紀倫:被写体として考えると、ホワイトシリコンのマスクは特に女性に映えますね。水中で撮ったときに、ぱっと目がいく感じ。僕も「この人をモデルで撮りたいな」というときは、やはりホワイトシリコンが選択肢に入ってきます。

――Instagramなどでスキンダイバーの写真を見ていると、ホワイトシリコンのマスクの人は多いですよね。みんなホワイトシリコンで、みんなGULL(笑)。ほかにも、水中できれいに撮られるためのポイントなどはありますか?

紀倫:例えば先ほどお話ししたマンティスLVのUVレンズですが、光を当てるときれいに反射します。陸でも海でも、バディ同士で撮り合うときに、うまく反射させるとかっこいいですし、暗いところでビームのように光らせたり、いろいろな形での“映え”が狙えます。あと最近は、GULLのウエットスーツやタッパーもとてもおしゃれで、はっきりした模様が入っているので水中でもすごくきれいに見えます。タッパーは2種類買って着わけるのもいいのではないでしょうか。例えば南国の奄美ではちょっと派手な感じで、伊豆では落ち着いた感じにするとか。陸上でおしゃれをするように、水中でおしゃれするのもありかと思います。

GULL安藤:なかなか今までダイビング器材でファッション性というのはなかったと思うので、これからGULLのラインナップをどんどん増やしていって、それを紀倫さんのかっこいい写真でどんどん世の中に広めていけたらいいですね。

紀倫さんが撮影した新たな写真は
3月スタートのECサイトで公開!

――GULL×紀倫さんで、これからもどんな写真が見られるのかとても楽しみですが、次の予定は何かありますか?

紀倫:実はもう昨年の12月に、奄美大島で撮影をしてきました!

GULL安藤:そうなんです、3月から発売する“ある器材”の撮影に(笑)。実はGULLでは、3月から公式ECサイトを始める予定をしています。そこで販売するのは、今のGULLよりもちょっと尖がったデザインとか、あとはスノーケリングやスキンダイビングなど、もう少しライトな方たちにも使いやすいものをお届けできればと考えています。
今回のテーマは「Blue Safari (BSFR)」ということで、そのテーマに合う場所はどこだろうと考えたところ、奄美大島がいいのではないかということになり、紀倫さんと共に撮影をしてきました。いい写真をたくさん撮っていただいて、選ぶのが大変なのですが(笑)、3月公開のECサイトを楽しみにしていただければと思います。

――それは楽しみですね。本日はありがとうございました。

GULL

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