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海のいきもの
第26回 クリスマスカラーの魚たち

第26回 クリスマスカラーの魚たち

世の中すっかりクリスマス。
ということで、ダイビングで見られるクリスマスっぽい海の生き物を紹介。
独断と偏見で選んでいるので、「え~ビミョー」といいうケースもありましょうが、
異論・反論・オブジェクションは認めますので御容赦ください。●構成・文/山本真紀

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定番カラーは赤&緑

クリスマスをイメージする色といえば、最初に浮かぶのは赤&緑の組み合わせ。ルーツはキリストが十字架に架けられたとき頭部にかぶらされた柊(ひいらぎ)という植物、その葉と実の色であるらしい。村上春樹ファンは赤&緑といえば真っ先に『ノルウェイの森』を連想するらしいが、そういえば1987年のクリスマスのころ、大型書店の店頭はどこも赤(『ノルウェイの森』上巻の装丁)と緑(同下巻)で染まっていたような気がする。
というわけで(どんなワケだ?)、赤と緑の魚を探してみたところ、ミドリフサアンコウ(薄い赤地に緑の水玉模様)やカザリキュウセンのオス(赤と緑の縦縞模様)などがいた。が、写真がなかったのでスイマセンがネット検索ください。代わりに、同じ種類で赤と緑という色彩バージョンがある人気の魚を2種類紹介します。

ダンゴウオ
冬から春にかけて、南日本の沿岸で人気を集める指先サイズの小さな魚。よく見られる環境はタイドプールや水深数mほどの浅~い岩場の海藻周辺、あるいは転石地帯。冬の浅場は特に寒さが身にしみるけれど、このキュートな魅力に魅了され、ダンゴウオを発見すると誰もが歓声を上げるか黙々とデジカメのシャッターを切りまくる。また、冬は繁殖シーズンで、メスが産んだ卵をオスが小さな巣穴で保護する姿や、産まれたばかりで頭部にリング模様がある幼魚なども見るチャンス。このほか、ピンクや茶色の個体もいる。●撮影/湘南・葉山(左)、東伊豆・川奈(右)

カミソリウオ
沿岸の浅場やサンゴ礁で見られる奇妙な姿の魚で、大きさは4~8cm。海藻の近くで頭を斜め下にしながらボ~ッと浮いているため、つい見過ごしてしまう擬態の名人。赤っぽい海藻には赤い個体、緑の海藻には緑の個体というように同系色の海藻近くにいることが多く、ほかに茶色や黄色、褐色などのカラーバリエーションがある。メスはオスよりやや大型で、腹ビレ部分に卵を守る育児嚢をもっているため太めに見える。写真の場合、ぼっちの赤い個体はおそらくオスで、緑のペアは手前がメスで奥がオス。●撮影/東伊豆・八幡野(左)、伊豆海洋公園(右)

赤と白ならサンタクロース

「赤&緑」のほかに、「赤&白」もクリスマスを連想させるカラーリング。キリスト教的には何やらいろいろ意味があるようですが、ほとんどの日本人にとっては、シンプルにサンタクロースからの連想でしょう。

カエルアンコウの仲間
特に20~30cmとなるオオモンカエルアンコウなどは、そのでっぷり感がまさにサンタさん。ただし、個体によって色彩変異が激しいので、ここでは赤い個体に限るということで。●撮影/モルディブ

ピグミーシーホース
これも色彩変異のある種類なので、やっぱり赤系統に限る。特にオスは腹部に育児嚢があるので、そのでっぷり感がサンタっぽい。でも、実際は指先サイズのチビなんだけどね。●撮影/インドネシア・バリ島

小笠原版ニシキウミウシ
以前は「はなえにしきうみうし」と呼ばれていた、小笠原だけで見られるニシキウミウシの色彩変異。白いエラがサンタクロースが担いでいるプレゼント袋に見えないこともない? ●撮影/小笠原「バラ沈」

クマノミの仲間
スパインチークアネモネフィッシュ(写真)やハマクマノミのオスなどは、濃いオレンジに白帯がちょっとサンタクロースを連想させるようなしないような・・・だんだん苦しくなってきたか。●撮影/フィリピン

ホシゴンベ(幼魚)
成長すると赤黒くなってしまうけれど、幼魚のうちは紅白模様のきれいなお姿。枝状サンゴの上などにチョコンと乗っている姿は、サンタというにはキュート過ぎるかも・・・・。●撮影/インド洋・クリスマス島

クルマダイ
いつもは水深80~200mに生息するというクルマダイ、たま~に沿岸に上がってきて話題となる。親戚のホウセキキントキも赤や白銀で、見ようによってはサンタっぽい。苦しいか。●撮影/紀伊半島・串本

コトブキテッポウエビ
クリスマスを過ぎれば、お正月。ということで、おめでたい名前と姿の紅白模様のエビ。ネジリンボウやヤシャハゼ、ドラキュラシュリンプゴビー(写真)などのハゼと共生することでも有名。●撮影/モルディブ

キンチャクガニ
転石やガレキサンゴ帯で見られる1cmほどのカニ。ハサミ脚に持っている白いボンボン(イソギンチャク)がサンタのプレゼント袋に見えないこともない? ホントは威嚇用の「小道具」ですけど。●撮影/奄美大島

最後はやっぱりツリーでしょ!

上から見ると人の顔っぽく見えるイバラカンザシだが、アングルを下げて横から見てみると、ほ~ら立派な樅(もみ)の木。英語圏で、“Christmas tree worm”と呼ばれているのも納得だ。
なお、“worm”とは「細長い虫」といった意味で、イバラカンザシの正体がゴカイやミミズの仲間だからです。イバラカンザシについては、以前この連載で簡単に紹介したのでソチラへ。●撮影/伊豆大島

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