- ホーム
- ニュース・トピックス&更新情報一覧
- 海洋保護のための「ウニ潰しダイビング」開催決定

イベント2025.06.12
7月27日(日)神奈川県葉山にて海洋保護のための「ウニ潰しダイビング」開催決定

先日お伝えした神奈川県葉山で行われた《葉山アマモ協議会》主催の環境保護イベント「葉山ヒジキDAY!2025」では、町内の藻場再生や保全、環境教育活動などに積極的に取り組んでいる様子をレポートしました。そんな葉山アマモ協議会とともに海の保全活動を行っている《ダイビングショップNANA》が、7月27日(日)に同じく葉山の海で、保護活動の一環となる「ウニ潰しダイビング」を開催することとなりました。
ウニ潰しはなぜ必要?
海中では海藻をはじめとした様々な生態系が光合成によって二酸化炭素(CO2)を吸収することで、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを大気中から除去できるとして、今注目を浴びています。しかし、近年、葉山ではウニの大量発生により海藻が消滅してしまう「磯焼け」が問題となっています。このため、ウニを駆除し、海藻が茂った海を再び取り戻す活動が行われています。
「ウニ潰しダイビング」で海洋保護

磯焼けが起こる前の葉山の海

一面に海藻が茂っていた
前回のイベントには、10名のダイバーが参加し、ムラサキウニを中心に1人あたり約200個、合計約2000個のウニを駆除しました。駆除されたムラサキウニを食用として活用するための研究も進んでおり、「葉山ウニ」として食卓に並ぶ日も近いかもしれません。「ウニ潰しダイビング」には、個人のダイバーはもちろん、ダイビングショップ単位での参加も募集中です。海の未来を守るこの活動に、ぜひ参加してみませんか?
◎情報提供・お問い合わせ先≫ ダイビングショップNANA (TEL: 046-854-4770)
[関連記事・特集]
≫ブルーカーボンって何?
ライター/三浦エリカ
☆ ☆ ☆

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます