人気水中写真家・鍵井靖章さんの愛息・鍵井瑠詩（りうた）さんが2024年8月27日から東京・青山のナインギャラリーで詩展「瑠璃色の森」を開催します。

実は昨年6月に父・鍵井さんが開催した写真展「海とゴミと鍵井靖章」で、写真展の入り口に瑠詩さんの詩がプロローグとして展示されていました。それを見た来場者から「心を揺すぶられた」という声が聞かれたこともあって、同年8月にナインギャラリーで開催された鍵井さんの写真展「青を読む」では、鍵井さんの作品とともに瑠詩さんの詩が数点展示されたのです。これがまた写真とリズムを合わせたように共鳴し合っていて、写真展の効果を大いに上げていると多くの方々が絶賛。それならばと、今年、瑠詩さんの詩とアートで展覧会をしようということになりました。

瑠詩さんは幼い頃は水中写真家の父・鍵井さんに憧れて「水中写真家になる」と言っていましたが、今は自分の名前に「詩」があることから、海だけでなく言葉を突き詰めたいと考えるようになったと昨年の「青を読む」の時に言っていました。

「お父さんの仕事はお魚をスターにすることだね」と、やはり幼い頃に感動的な言葉を口にしていた瑠詩さんは今、大阪芸術大学の2年生。今回の「瑠璃色の森」には、鍵井さんの水中写真も１点展示される予定ですが、瑠詩さんの詩だけでなく、瑠璃色からイメージされるさまざまなアート作品も展示される予定です。

私たちが見る海の中や自然を、驚くほど感性豊かな瑠詩さんがどんな言葉で紡いでいくか、会場にどんな世界が広がっているのか、楽しみです。

 「瑠璃色の森」
作家：鍵井瑠詩
場所：ナインギャラリー外苑前
日程：8月27日（火）～9月1日（日）（月曜休）
時間：12-19時、最終日は17時まで
料金：無料

 ご本人が会期中在廊しています。
父・鍵井靖章さんは 8月27～30日、16～19時に在廊予定です。

トークイベントは初日の27日と30日（金）に開催予定。参加ご希望者は瑠詩さんのインスタグラムページよりDMしてください。

さらにニュースです！
今回の詩展に合わせて、 写真詩集『青を読む』（詩／鍵井瑠詩 写真／鍵井靖章   発行／ulus publishing ）が出版されます。詩展「瑠璃色の森」の会場でも販売されます。お楽しみに♪

文／後藤ゆかり（MDWebデスク）

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