表紙は沖縄の海に眠るエモンズ号

水中写真家で世界の沈船艦船の水中撮影をし続けている戸村裕行さんが2020年に発刊した写真集『蒼海の碑銘』の続編『続・蒼海の碑銘～海に眠る戦争の記憶～』をイカロス出版より発売した。
「本書が沈没艦船の現在の状況を多くの方に知っていただくのと同時に、過去の大戦において亡くなられた多くの方々の慰霊、顕彰に繋がり、特に世界情勢も不安定な中で、日本の辿ってきた歴史を忘れずに、少しでも平和への寄与になればと考えております」と戸村さん。

戦後77年が経ち、戦争を体験した方々が少なくなってきているのと同時に、国内外ではあの戦争の痕跡も多くが消えつつあります。でも、海は今なお多くの艦船や航空機が眠っています。そんなレックの撮影をライフワークとして続けている戸村さんの渾身の作をぜひご覧ください。

〈撮影地〉ソロモン諸島・ギゾ島、レンドバ島、ガダルカナル島、ツラギ島、コロンバンガラ島、グアム、パラオ、チューク、パプアニューギニア・ラバウル、小笠原諸島・父島、沖縄県・古宇利島など
〈掲載沈船・艦船・航空機〉F6Fヘルキャット、零式艦上戦闘機五二型乙、SBDドーントレス、九九式勘定爆撃機など

〈書籍概要〉
発売日：2022年08月31日
サイズ：A4判
ページ数：152
定価：3150円（税込）

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（編集／後藤ゆかり）

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