日本の南3,000km。赤道に近い常夏の国、ダイビングアイランドパラオでは今、一年でも最も生きものたちの活動が活発な、いわゆるベストシーズンを迎えています。一年中、大物や大群がめじろ押しのパラオですが、特に2～3月は超ド級のシーンのオンパレードといわれているのです。

《アクアマジックパラオ》のマネージャーでもありチーフガイドでもある堀義雄さんが、そんなベストシーズンの海の動画を送ってくれました！

まずはぐるぐるマンタ♪

動画撮影／堀義雄（アクアマジックパラオ）

「捕食マンタ」と呼ばれる、マンタのフィーディングシーン。プランクトンを丸ごと飲むために自らが大きな口を開けながらぐるぐる回ります。邪魔をしてはいけないので遠巻きに見る必要がありますが、たまたま近くにいても、この時のマンタは人間になんて目もくれず、ひたすら捕食を繰り返します。

垂直に上っていくマンタにも驚きです！

動画撮影／堀義雄（アクアマジックパラオ）

二度とないと思われるような素晴らしい光景をほぼ毎日のように見ることができるというのも、パラオのポテンシャルの凄さ。
さらにこの季節は「ブルーコーナー」や「シャークシティ」などの南西側のリーフにツノダシやミヤコテングハギが大集合。なぜなのかはまだ解明されていませんが、おそらく産卵行動のためだろうといわれています。特に黄色が目立つツノダシは群れを成すと単体以上に海の中でもとっても映えてフォトジェニックです。

動画／堀義雄（アクアマジックパラオ）

パラオでは2022年7月から観光客を受け入れていて、出入国も簡単になっています。《アクアマジックパラオ》をはじめ現地サービスもオープンしていますので、ぜひ潜りに行きたいものですね♪

マリンダイビングWebのパラオ特集も併せてご覧ください。

情報提供≫アクアマジックパラオ

（デスク／後藤ゆかり）