GARMIN（ガーミン）のダイブコンピュータDescent（ディセント）Mk3iは、プロダイバーも唸る高性能で多機能なスマートダイコンです。そこで、マリンダイビングWeb編集部がこれまでにない驚きの機能・性能をレポート。今回はダイビングの安全を徹底的に追求するGARMINならではの革新的な機能を、動画を交えてご紹介します。

Descent Mk3iは、T2トランシーバーを組み合わせることで、水中で最大30メートルの範囲にいるダイバーにテキストメッセージを送受信することが出来る画期的なスマートダイコンです。
―――この機能説明を聞いて、「ダイコンなのにスゴイ機能！」と思ったダイバーは多いと思いますが、一方で「水中でテキスト送受信って必要かなぁ」と感じた方もきっといるでしょう。

でも、想像してみてください。透明度が悪くてガイドやバディの姿が見えなくなったときの不安感を。なにか生物を見つけたとき、近くに誰もいなくて、その感動を共有できないもどかしさを。
ダイビング中って、少し距離の離れた相手に「こっちに来て」と呼びかけたくなるシチュエーションって、意外と多いものです。

視界が悪くハンドサインではバディが呼べない…そんなときにメッセージ送信！

 
実際にコンディションが悪い水中でMk3i＋T2を使用してみると、「ことば」でコミュニケーションがとれる安心感は、想像していた以上でした。

ダイビングって、潜る前も潜っているときも、常にバディと「大丈夫？」「OKだよ」の繰り返しですよね。それこそが安全にダイビングを楽しむ基本中の基本。
ガーミンのMk3iは、テクノロジーでダイバーの安全をしっかりサポートしてくれる、頼もしい相棒です。

 できれば起きて欲しくないけれど、ダイビング中にはぐれてしまったときに、Mk3iは救援メッセージを発信することができます。下記はテスト使用してみた動画です。

以前このコラムで、Mk3iのLEDフラッシュライトの“じわる”便利さをご紹介しましたが、ご覧のとおり、SOSのときには点滅してピンチを知らせてくれます。秀逸！

SOSのメッセージは、メッセージを受信できる全員に、送信を中止するまで2分間隔で送り続けられます。送信を中止すると、自動的に全員に無事であることを知らせるメッセージが送信されます。

救援メッセージを受信

◎撮影協力：ダイビングショップNANA
≫スタッフ全員がGARMINのスマートダイコンの使い手！　葉山と三浦にあるお店は、いつでも笑顔があふれています。ダイビングを楽しみたい方はもちろん、水中写真が上手になりたい、いい写真が撮りたいというフォト派ダイバーにもオススメのダイビングショップです。

スマートダイコンMk3iの画期的な機能は、テキストメッセージ送受信のほかにも盛りだくさん。以前にもご紹介しましたが、手元で残圧チェックができたり、仲間の位置を把握できたり。ダイビング中に無減圧潜水できる残り時間を教えてくれたり、安全停止がきちんとできれば、終わったよと教えてくれる！

ダイビング前には、睡眠や時差ボケなどの要因を分析して、「ダイビングを安全に楽しめる健康状態」なのか提示してダイブプランをサポートしてくれるし、ダイビング後には、フライト禁止時間も教えてくれる……などなど。

Mk3iを実際使ってみると、その便利さの沼にハマるのですが、なによりすべてはダイバーの安全につながっていることを実感します。

≫GARMIN Descent Mk3シリーズの特設サイト

■ Mk3シリーズ 使用レポート
LEDフラッシュライトに感動
AMOLEDディスプレイで見やすい
スマートダイコンで残圧を管理する
スマートダイコンでバディの位置を知る
水中でメッセージを送受信する
日常生活で便利な機能