今年のマリンダイビングフェア2024でマリアナ政府観光局のブースで活躍していたサイパン《Sakura Marine》のAKARIさんから情報をいただきました！なんと、「先月、予想した３日間すべてにおいて珊瑚の産卵を観察することができました」とのこと。南の島サイパンだけにサンゴは生息しているのはわかるけれど、これまで産卵については公開されていなかったように思います。「コロナ禍の2020年からサイパンの有志インストラクターで始めた『サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト』も今年で5年目を迎えました。ひとくちに珊瑚の産卵といっても、その方法は多種多様で、1ダイブでたくさんの種類の珊瑚の産卵が見られるのがサイパンの珊瑚の産卵の特徴です」

AKARIさんら有志は4年間忙しい合間を縫って産卵を夜行うサンゴたちの観察を行い、予想した今年の6月27～29日の3日間すべての日にサンゴの産卵が観察されたというのは素晴らしいことです。さらに今年は、PADIディスティングティブスペシャリティとして「PADI Coral Spawning Saipan SP」を開設。先月の産卵日の際、世界初の講習が開催され、認定第一号さんも登場しています。AKARIさんによると、サイパンのサンゴの産卵シーズンはまだ始まったばかりで、「7月26日、27日、28日と、8月24日、25日、26日にも産卵予想をしています。サイパンの珊瑚の産卵の感動を1人でも多くの方に共有できたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします」とのこと。

次はどんな種類のサンゴがどんなふうに産卵するのか楽しみですね！　この機会に直行便で行けるサイパンに出かけてみてはいかがでしょう？

情報提供≫Sakura Marine

構成／後藤ゆかり（マリンダイビングWebデスク）

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