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レポート2023.05.31
初めてパラオに行く前に知っておきたいことQ&A第1回 スキル編
アクアマジックパラオの堀さんがお答え!
Photo by Yoshio Hori, Aquamagic Palau
パラオに行きたい!と実際に潜りに行った方やこれから行こうとしている方が少しずつ増えているそうです。潜ったら病みつきになる、リピーター率の高いパラオですが、初めて行かれる方も多いとか。ここでは初めてパラオに行かれる方に、現地ダイビングサービス《アクアマジックパラオ》の人気ガイド、堀 義雄さんによくある質問に答えていただきましょう!
質問に答えてくれるのは…
アクマジックパラオ/堀 義雄さん
Photo by Marine Photo Library
パラオ在住歴足掛け14年。福岡県出身のベテランダイビングインストラクター。「パラオは初心者でも潜れる」をモットーに安全で楽しくパラオの海を案内してきた、創業29年の《アクアマジックパラオ》ならではの経験と実績をDNAに組み込んだ、ガイドテクニックとアフターダイブを盛り上げる術を兼ね備えた頼れるお方。
初心者はもちろんのこと、ベテランやゲストのニーズに対して幅広く合わせたサービスを提供してくれます。
水中でのワイドで撮る魚群の撮り方では角度、構図などもしっかり丁寧に教えてくれます。群れとどう向き合うのか、どのポジションをキープしていたらいいのかなど、ご自身で写真を撮る方法と逆に人から撮られる際の写り方などまで、堀さん本人が経験して得た感性を惜しむことなく伝授してくれます。
Q1
Cカードを取りたてなのですが、マンタや魚の群れに会いたいです。パラオを潜るのに必要な本数や経験はありますか?
Photo by Marine Photo Library
堀さんの回答
パラオの海ではCカードを取るための講習や体験ダイビングも開催していますので、Cカードを取得してすぐのダイビングも可能です。マンタスポットでよく潜る「ジャーマンチャネル」には水深16~18mにマンタが回ってくる根があり着底して見ることができますので、オープンウォータークラスの方でも潜ることができます。また、その周りにはギンガメアジをはじめ群れも多いです。
そしてパラオで何本か潜っていただければ、当日の海況にもよりますが、人気の「ブルーコーナー」にも潜っていただき、魚群をお楽しみいただけるようガイドいたします!
Q2
ダイビングのライセンスを取った後、全然潜っていないペーパーダイバーです。でもあったかくて海がおもしろいパラオに潜りたいと思っています。大丈夫ですか?
Photo by Yoshio Hori, Aquamagic Palau
堀さんの回答
ぜひいらしてください。前の質問と同様、人気スポットにもお連れすることができると思います。最初に流れのほとんどない穏やかなポイントでリフレッシュダイビングのように臨んでいただきます。それで呼吸や耳ぬき、潜降、中性浮力といったスキルを思い出していただくことができますので、その次からのファンダイブも落ち着いてできるようになりますよ。
Q3
潜降が苦手ですが、パラオで潜れますか?
Photo by Yoshio Hori, Aquamagic Palau
堀さんの回答
パラオの外洋スポットでは、フリー潜降ができることが望ましいですが、ポイントによっては水底につながるロープがあるブイが設置されていますので、ロープにつかまっての潜降も可能です。事前に僕たちガイドにお伝えください。
フリー潜降をしたことがないけど、スキルアップのためにチャレンジしてみたい!という方や、フリー潜降が苦手だけど上手くなりたいと!思っている方は、ぜひご気軽にガイドに相談してください。潜る前に、潜る体勢や何に気をつけるべきか、耳ぬきや視線、ダイコンの見方のコツなども含めて少しでもレベルアップしていただけるようお手伝いさせてもらいます!
Q4
パラオを潜るのに必要なスキルは何ですか?
Photo by Yoshio Hori, Aquamagic Palau
堀さんの回答
先程も言ったフリー潜降のほか、アイコンコンタクトを維持すること、ガイドのいう水深と位置をキープできること、中性浮力のキープ、ガイドが鳴らすベルなどの音をちゃんと聞き取れること、ドリフトダイビングができる、などでしょうか。万が一はぐれた時のためにフロートも必携です(レンタルはあります)。携行するだけでなく、使えるようにしておくことも大事です。心配な方にはプライベートコースもあります。
Q5
ドリフトダイビングをしたことがないのですが、どこかで経験してから行ったほうがいいですか?
Photo by Yoshio Hori, Aquamagic Palau
堀さんの回答
パラオのファンダイブは内海の場合は異なりますが、外海では基本的にドリフトです。もちろん経験がある方のほうがいいですが、ドリフトといっても、流れが強い、強烈なところを潜るわけではありませんし、皆さまの経験によって潮の時間帯やコースを考えますから、ご心配なく。ただ事前に体験したことがないことはお伝えください。不安な方にはアシスタントをつけることも可能な時もあります。まずは潜る前に不安なことを伝えていただいて、ストレスを少しでもなくしてパラオの海を楽しんでいただければと思います!
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