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写真展2026.06.30
7/24~ ソニーイメージングギャラリー銀座中村卓哉作品展「鬼界 KIKAI」開催
(写真/中村卓哉)
水中写真家の中村卓哉さんの写真展「鬼界 KIKAI」が、7/24(金)~8/6(木)ま でソニーイメージングギャラリー銀座にて開催されます。 薩摩硫黄島(さつまいおうじま)は、鹿児島県薩摩半島の南約50kmに浮かぶ、周 囲約14.5kmの火山島です。そこは独特の色彩を持つ海や赤く光る火映など、不思 議な景観が広がり、ダイナミックな地球のエネルギーを感じることができる地で す。
中村さんはその海へ潜るだけではなく、硫黄ガスが噴出する火山に登るな ど、硫黄島の自然と対峙してきました。
(写真/中村卓哉)
2023年にワイルドライフ(NHK BSプレミアム・BS4K)で「薩南諸島・黒潮と火 山の海 海中オーロラに巨大魚が群れる」が放送され、絶景や生き物たち、水中 オーロラなど、中村さんが撮影した映像が印象に残っている人も多くいらっしゃる のではないでしょうか。
(写真/中村卓哉)
「薄暗いマグマのような色の海に漂っていると、他の魚たちと一緒に溶けていくよ うな感覚になる。」と中村さん。写真展では長期に渡り撮影を続けてきた中村さん の視点を通して、その摩訶不思議な世界に触れることができます。
(写真/中村卓哉)
また、7/25(土)は「ゆるかた」コンビでお馴染みの写真家・むらいさちさんを、8/1(土)は水中写真家の古見きゅうさん、魚類研究者(宮内庁上皇職 御用掛)の林公義さんを迎えてのギャラリートークも開催予定。
撮影にまつわるお話や硫黄島の生物のお話などを聞くことで、作品をより深く楽しむことができること間違いなし。ぜひ足をお運びください。
<鬼界 KIKAI> ステートメントより
赤く染まった海。海底から沸々と湧き出す熱泉。絶えず噴煙を上げる火山。そして 鬼のような来訪神が人々を追いまわす奇祭。まるで異世界へ迷い込んだような光景 が広がる鹿児島県・薩摩硫黄島。平安時代末期には鬼界ヶ島(きかいがしま)と呼ば れ、流刑地として罪人から恐れられた絶海の孤島である。
この島が誕生したのは約7300年前。当時、南九州の縄文人を文化もろとも殲滅(せ んめつ)させたという巨大な海底火山の噴火にともない、世界最大規模のカルデラ 「鬼界カルデラ」が形成された。薩摩硫黄島はその外輪山の一部である。 島の火山がつくり出す温泉は、血流のように地中を巡り海へと流れ出す。その際、 鉄分やアルミニウムなどが海水の塩分と反応することで、幻想的な色合いで海が彩 られていく。この不思議な現象は「海中オーロラ」とも呼ばれ、この海にしかない 特異な景観をつくり出している。
かつて、この地で起きた膨大な熱エネルギーの放出は、BIGBANGのように破壊と 再生を繰り返しながら現在の生物圏を形成してきた。その痕跡を辿るように幾度と なく海へ潜り、硫黄ガスが噴出する火山にも登った。しかし、ファインダー越しに とらえたのは、幅約25km、最大水深約600mにもおよぶ巨大カルデラの極々一部に すぎない。
薄暗いマグマのような色の海に漂っていると、他の魚たちと一緒に溶けていくよう な感覚になる。それは、全てをリセットし原始へ回帰しようとする地球の強い意思 なのだろうか。古来より人智を超えた恐ろしい存在や破壊的な自然現象を鬼と呼ん できた。それらと対峙した時に抱く畏怖の念の向こう側に、私の心を揺さぶり続け る唯一無二の世界が存在する。
<写真展詳細>
会 期:2026年7月24日(金)~8月6日(木)
時 間:11:00~19:00 (会期中無休)
会 場:ソニーイメージングギャラリー銀座
※全日在廊予定
<ギャラリートーク>
①2026年7月25日(土) 19:10-20:10
ゲスト:むらいさちさん(写真家)
②2026年8月1日(土) 19:10-20:10
ゲスト:古見きゅうさん(写真家)、林公義さん(魚類研究者)
※どちらも会場はソニーイメージングギャラリー 銀座
※7/25(土)・8/1(土)のギャラリートークのチケットはお陰様で完売となりました。
チケットをお持ちでない方はお立ち見となりますが、当日19:00までにご来場いただけましたら若干名様に限りご入場の受付をいたします。
会場のキャパシティーの兼ね合いで、ご入場を制限させていただく場合があることをご了承ください。
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