ダイバーたちが協力し合いロープの巻きついたジンベエザメを救出したというニュース（ダイバーがジンベエザメ救出！　「野原曽根」）を先日紹介したが、そのときのジンベエザメと再会したとの情報が石垣島の現地ダイビングサービス《ダイビングサービス・サニーサニー》の寺本晃洋さんから届いた。寺本さんは「野原曽根」での第一発見者だった。
　再会を果たしたのは8月3日（土）の午後3時ごろ。石垣島西部の「大崎」エリアでダイビングをした帰り、名蔵沖での出来事だった。ほかの船から、寺本さんが帰りに通るルート付近でジンベエザメが出たとの情報を聞き、船上から海を見ているとなんだか水面がざわざわしている場所が。近寄るとジンベエザメの大きな頭が上がってきて、何か言いたそうに船の周りをぐるぐると回り始めたそう。寺本さんが水中に入ってみたところ、ロープの痕を発見し、数日前に助けたジンベエザメであることを確認。痕は残っていたものの、元気そうにしていたとのこと。
　「『この間は見つけてくれてありがとう』と恩返しに来たようだった」と寺本さん。このお礼を言いに来た（？）律儀なジンベエザメに加え、石垣島など沖縄周辺ではジンベエザメの目撃情報がほかにも（沖縄県・座間味　ジンベエザメとばったり遭遇）。あなたも会えるかも！

情報・写真・動画提供：《ダイビングサービス・サニーサニー》

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