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ダイビングの基本スキルをおさらい!

基本スキルをおさらい!

ダイビングの基本スキルを確認しよう!
ダイバーになるための講習の際にプールや海洋実習で教わるダイビングの超必須スキル。
どれも基本的なことで決して難しくはないのだが、「すっかり忘れちゃった!」という方も多いのではないだろうか?

マスククリア

マスククリアとは?

マスク内に浸入してきた水を、鼻息を使って外へ追い出すスキル。マスクを完全にはずして付け直す"マスクの脱着"も必須スキル。

ポイントポイント

やや上方を見ながら、マスクのフレームを押さえ、鼻から「ん~」と息を出せば、効率よくマスク内にエアが行き渡り、下部から水が勝手にでていく。また、マスククリアや脱着時は呼吸を忘れてしまいがちなので、深く大きい呼吸を絶やさず行なうことを意識しよう。

マスククリアとは?

(写真左)マスクが曇ったときなどは、まずは水を入れて曇りを取り…
(写真右)マスク面の上を押さえて少し上を向き、鼻から「ん~」と息を出して水を抜く。 マスクに水が入ったときはこの方法で水を排出すればいい

フィンキック

フィンキックとは?

ゆったりと大きく上下に足を動かすタテキックや、平泳ぎのように左右に動かすヨコキック(あおり足)などいくつかのパターンがある。水泳のときのキックとは異なり、大きくゆっくり動かすのがコツ。

ポイントポイント

フィンで水を捉えることを意識して、しなやかに足を動かそう。"モモを大きく動かすこと"、"ヒザを曲げないこと"、"足首のしなりを意識すること"が大切。足首のところにボールがあると仮定して、そのボールをフィンをしならせて後ろへ蹴り出すイメージだ。

フィンキックとは?

上の失敗例は膝が曲がっている

中性浮力

中性浮力とは?

水中で浮きも沈みもしない状態のこと。適正ウエイトを身に付け、BCの操作、呼吸をしっかりとすることで、中性浮力は保たれる。

ポイントポイント

大切なことはダイバーに関係する3つの浮力を理解すること。
3つの浮力とは!?

装備浮力…

ダイバー自身とダイバーが身につける装備から生まれる浮力 (プラス浮力代表例:ウエットスーツ、マイナス浮力代表例:タンク など)

意思浮力…

 自分の意思で生み出すことができる浮力
(BCの給排気や呼吸、広い意味ではフィンキックなども含まれる)

変動浮力…

水圧の変化によって変動する浮力
(水深が増すとウエットスーツ内の気泡が収縮し浮力が減り、反対に浮上すれば空気が膨張し浮力も増す)

適正ウエイトでしっかりと浮力を調整し、水深の変化に合わせてBCに給排気を行ない、常に安定した呼吸で浮力をコントロールすること、これが中性浮力攻略のポイントだ。

中性浮力

中性浮力

フィンピボット

フィンピボット

ハンドシグナル

しゃべることができない水中では、手を使ってバディや仲間に意思を伝える。きちんと覚えておかないと、自分の意思が伝えられないだけでなく、相手が伝えたいことも理解できないので注意。

ハンドシグナル(エア切れ)

ハンドシグナル(エア切れ)

耳ぬき

潜降するにつれて水圧で内側に押される鼓膜を元に戻すためのスキル。圧平衡(あつへいこう)の一つ。鼻をつまむ、つばを飲み込む、あくびを噛み殺す、などの方法で対応する。違和感を覚えてからではなく、水深の浅いうちからこまめの行なうのがポイント。

耳ぬき

耳ぬき

緊急手順

足のつりやエア切れを中心に、緊急事態の対処方法を練習する。その他、意識不明ダイバーの救助手順なども練習する。

緊急手順

緊急手順

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