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海のいきもの
第63回「金星きれい!」からの
スミレ、アヤメにマルチカラー

海のいきもの第63回「金星きれい!」からのスミレ、アヤメにマルチカラー

昨年秋から今年5月くらいまで、太陽が沈んだ頃に西の空を見ると、ひときわ輝く明るい星がある。宵の明星、金星だ。現在マイナス4等でギラギラと輝いている。1月28日には細い三日月とのランデブーも見られるぞ。そして、ココからなぜかスミレヤッコへGO!
●構成・文/山本真紀(2020年1月制作)

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スミレヤッコはセクシーですか?

「金星にまつわる魚名はないかな~」と思って調べたところ、「あかぼし」と付く海洋生物はたくさんいたが、その由来が明星(金星)なのか、模様に赤い点(星)があるからなのかワカラナイ。ヴィーナス(Venus)で探るとParacentropyge venusta(スミレヤッコ)という学名がヒット。種小名のvenusta は「セクシーな、色っぽい」という意味のラテン語で、いかにもヴィーナスっぽい。というわけでスミレヤッコです(強引)。

スミレヤッコ
スミレヤッコ

スミレヤッコ
美しい青紫が和名の由来だろう。パラオや沖縄などで見られるが、生息場所はかなり深場のドロップオフで、しかも亀裂や穴に出たり入ったりしている。マニア向けのキンチャクダイの仲間で、大きさは10cmほど。
❶青紫と黄という配色が実に美しく、この模様の入り方によって2タイプいることがわかっている。この個体は青紫の部分が分断しているタイプ。撮影/沖縄・黒島
❷こちらは青紫の部分がつながっているタイプ。もしかすると雌雄かも? 撮影/沖縄・西表島

そういえば「アヤメ」もいたな

アヤメヤッコ

アヤメヤッコ
スミレヤッコと生息場所や行動がよく似ており、パラオやフィジー、インドネシアなどに分布する小型キンチャクダイ(4cm前後)。以前はコリンズ・エンジェルフィッシュという英名で呼ばれていたが、小笠原でも確認されたため2003年に標準和名が提唱された。これまた深場にいるうえ神経質な性格で、観察や撮影はもちろん出会うのも大変。撮影/パラオ

こちらの和名候補は何がいい?

スミレヤッコ

マルチカラー・エンジェルフィッシュ
これまた深場のドロップオフに生息する魚オタクの心をくすぐるキンチャクダイ(8cmほど)。パラオなどミクロネシアやマーシャル、フィジー、ハワイなどで見つかっているが、今のところ日本からの記録がなく和名はない。でも、小笠原や沖縄にひっそりと生息しているかも。もし見つかったら、どんな和名がつくだろう。カキツバタかアイリス? 撮影/パラオ

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次回更新予定日 2020年2月26日

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