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基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術
第2回 BC&タンクのラクな背負い方

ダイビングスタート&スキルアップ術

 陸上で背負うダイビング器材ははっきり言って重い! タンクにBC&レギュレーターをセッティングし、「いざ潜ろう!」と器材装着しようと持ち上げると重さは10kg以上。屈強な男子であればなんなく持ち上げられるだろうが、女性や中高年ダイバー、腰痛持ちは少しでも負担を減らしてラクに背負いたいはず。 今回はBCのラクな背負い方を動画で紹介していこう!

ポイントちょっとその前にチェック!器材装着の順序

①ウエイトを装着
②BCを背負う。バディのうち力が強い人や持久力がある人が先に背負うといい。
③バックル類を締め、確認する
④バディも装着したら、バディチェックを行なう

BCの背負い方を動画でチェック!

BCの背負い方は動画でチェック!

 久しぶりのダイビング。BCを背負おうと思ったらその重さにビックリされる方も多いはず。BCやレギュレーターセットをセットした状態のタンクは重さ10kg以上なので、普段あまり運動をしていない方には少々重ため。ガイドに手伝ってもらうというのも手だが、自分やバディと協力してBCを背負えるとGOOD! ボートダイビング、ビーチダイビングなどの状況に応じてBCの背負い方も変えて対応できるように、いくつか基本的な背負い方をマスターしておこう。
 無事にBCを背負えたら、まずはお腹にあるカマーバンドをしっかり締めて、胸前のバックル、肩ベルトを調節し、バックルも締めて自分の体にフィットするように調節していこう。装着が終わったら、バディ同士で全身を確認しあって、最終チェックを行なうこと。

パターン① バディに担がせてもらう

 バディのうちどちらかが力の強い人であれば、バディに頼って手伝ってもらい背負おう。手伝う人は足を前後に開いて中腰の姿勢になり、前に出した足の太もも部分にタンクを乗せる。BC部分に腕を通しやすいように両手で開いて、コートを着せてあげる感覚で導こう。

パターン② 階段などの段差を使う

 力はないけれど、バディなどには頼らず自分で行なう方法。階段や椅子などの段差を活用すれば、タンクの重さを感じずに背負いやすい。座った状態でBCを背負ったら、カマーベルトやバックル類を締めて完全に装着してから、ゆっくりと立ち上がる。立ち上がってからバックル類を締めてもOK。

パターン③ 床に置いて担ぐ

 ひとりで背負うときの定番スタイル。立膝の姿勢でBCに片手ずつ腕を通し、前かがみになりながらゆっくりと立ち上がる。その後バックル類を締めていく。

パターン④ 女の子座りもラク!

 関節が柔らかい人はパターン3の床置きスタイルで両ひざを曲げて座る、いわゆる「女の子座り」をしながら背負う方法もラクでおすすめ。両腕を通したら、ゆっくりと前かがみになり、前に手をつきながら重心が前になりすぎないよう立ち上がる。

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