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第80回 梅雨だからハイド&シーク

第80回 梅雨だからハイド&シーク

全国的にジメジメした梅雨だし、新型コロナで遠くへ出かけるのもなんか憚られる。しょうがないから、今回は家の中で海中カクレンボ(Hide and Seek)。構成・文/山本真紀(2021年6月制作)

まずは軽くジャブ

カメラマンが意識して「わかりやすいように」撮っているので見つけやすい。

カクレエビの仲間

カクレエビの仲間
ウミシダの枝内にはウミシダヤドリエビやバサラカクレエビなどが潜む。宿主の模様にそっくり。なお、ウミシダの枝はベタベタくっつくので接触厳禁。撮影/インドネシア・マラトゥア

ヘラヤガラ

ヘラヤガラ
逆立ちしたヘラヤガラがヤギ類の枝内に潜み、獲物を待ち伏せているところ。こうして画像で見るとよくわかるのだが、海の中では意外と気づかない。撮影/カリブ海・ケイマン諸島

Q:どこに誰がいるのかな?

カムフラージュの達人たちを集めてみた。ダイバー視点でトライ!(回答は一番下)

❶オオモンカエルアンコウが「2尾」います。1尾はダイバーの視線の先、もう1尾はどこ?
❷オオセの仲間(サメ)がいます。下半身はわかりやすいかな。
➌岩だけじゃないよ、タコがいるよ! 撮影/沖縄・石垣島
❹サンゴだけじゃないよ、カニがいるよ!

❶オオモンカエルアンコウが「2尾」います。1尾はダイバーの視線の先、もう1尾はどこ? 撮影/沖縄本島
❷オオセの仲間(サメ)がいます。下半身はわかりやすいかな。撮影/インドネシア・ラジャアンパット
➌岩だけじゃないよ、タコがいるよ! 撮影/沖縄・石垣島
❹サンゴだけじゃないよ、カニがいるよ! 撮影/フィリピン・モアルボアル

海の砂場でカクレンボ

人間の場合は砂中に隠れようなんて思わないけれど、海の生き物たちにとっては絶好のシェルター。

ツカエイ
ツカエイ2

何もいないように見える砂地の海底には、メートル級の大型魚だって潜んでる! 何しろ砂粒は無尽蔵にあるからサ。エイの場合、画像でもわかるように眼と噴水孔だけは外に出しているのでソコがポイント。画像はツカエイで、沖縄を含むインド-西太平洋に分布。撮影/パラオ

ミミイカの仲間
ミミイカの仲間2

ナイトダイビングで見つけた指先サイズのミミイカの仲間。最初は眼の付近だけ露出していたのだが、ライトに驚いたのか自ら出てきてしまった。すみません。撮影/インドネシア・コモド

A:見ぃ~つけた!

上の「Q:どこに誰がいるのかな?」の答えです。

❶白い個体は眼や口、胸ビレがよく見えるのでわかりやすい
❷2つの背ビレや尾はわかりやすい。
➌心も体もすっかり岩と化したワモンダコ。
❹背面や脚の一部にサンゴやイソギンチャクなどを付ける習性があるクモガニの仲間

❶白い個体は眼や口、胸ビレがよく見えるのでわかりやすい(何よりダイバーの視線で丸わかり)。赤い個体は拡大すると眼や口を確認できるが、遠目にはカイメンそのもの。
❷2つの背ビレや尾はわかりやすい。でも上半身は見事に海底と同化。
➌心も体もすっかり岩と化したワモンダコ。よく見ると眼がわかる…かな。
❹背面や脚の一部にサンゴやイソギンチャクなどを付ける習性があるクモガニの仲間(脚の模様から多分ミミズクガニ)。しばらく見ていれば動いているので生き物とわかる……かも?

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次回更新予定日 2021年7月28日

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