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STOP! 潜水事故
CASE137 海外でサメに頭を咬まれ裂傷

CASE137 海外でサメに頭を咬まれ裂傷

ダイビングに限らず事故はつきものではあるが、最初から最後まで何事もなく安全に楽しめてこそ、本当のレジャー。 ダイビングの場合、潜水事故というと死に至るケースも少なくない。 そして多くの人が「他人事」と思っているフシもあるけれど、ふとした気の緩みやちょっとしたケアレスミスで潜水事故が起こることも。 明日はわが身。 もう一度基本を振り返る意味でも、ぜひこの連載を参考にしていただきたい。

CASE137 海外でサメに頭を咬まれ裂傷

今回の潜水事故の原因

  • バディ不遵守
  • 身体拘束
  • 監視不十分
  • 器具の不備・取り扱い不注意
  • 体調の不注意
  • 技量の未熟
  • 気象・海象の不注意
  • エア確認不注意
  • その他

【事例】
事故者は海外のシャークスポットでタイガーシャークやメジロザメの仲間を見るためにダイビングをしていた。サメとツーショットの写真を撮ろうと、頭には1.5mぐらいの長い流しの付いたキャップをかぶっていたところ、突然サメに頭を咬まれ、それに気づいたガイドとともに浮上。すぐに病院に搬送され16針縫うこととなった。

直接の原因裂傷

対処法

ダイビングをしていない方は、サメは怖い、人を襲うサメがいると思われがちだが、ダイビングに関しては、ダイバーがサメに襲われるケースは稀というのが常識だ。だが、この事故ではダイバーが襲われた。なぜだろう。   おそらくサメにとって事故者が頭にかぶっていた流し付きのキャップが、弱った魚に見えたのだろうというのが現地のインストラクター陣の考え。水面でスノーケリングをしている人が、弱った魚やウミガメがバシャバシャしているのだとサメが認識して襲われたりするのと似たようなケースだと思われる。   サメが悪いわけではない。ヒトがサメを刺激するような動きやモノを身につけることが問題なのだ。   日本にもサメに会えるダイビングスポットがいくつかあるけれど、ダイバーが襲われるという例は聞いたことがない。シャークスポットでは、くれぐれもサメを刺激するような行動をしたり余計なモノを身に付けたりしないように心がけよう。   しかし、事故者はすぐに救助され、怪我で済んで良かった。

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ダイビングは安全に潜ってこそ楽しい!
でも、万が一のとき、あなたはどうしますか??

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