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STOP! 潜水事故
CASE150 エントリー時にファーストステージが後頭部に当たり負傷

CASE150 エントリー時にファーストステージが後頭部に当たり負傷

ダイビングに限らず事故はつきものではあるが、最初から最後まで何事もなく安全に楽しめてこそ、本当のレジャー。 ダイビングの場合、潜水事故というと死に至るケースも少なくない。 そして多くの人が「他人事」と思っているフシもあるけれど、ふとした気の緩みやちょっとしたケアレスミスで潜水事故が起こることも。 明日はわが身。 もう一度基本を振り返る意味でも、ぜひこの連載を参考にしていただきたい。

CASE150 エントリー時にファーストステージが後頭部に当たり負傷

今回の潜水事故の原因

  • バディ不遵守
  • 身体拘束
  • 監視不十分
  • 器具の不備・取り扱い不注意
  • 体調の不注意
  • 技量の未熟
  • 気象・海象の不注意
  • エア確認不注意
  • その他

【事例】
事故者は両親、兄の家族4名でダイビングショップが開催する体験ダイビングを申し込んだ。この体験ダイビングは、漁港からダイビングボートで出港しダイビングを体験するスタイル。ダイビングスポットに到着後、船上でブリーフィングを実施し、午前11時頃からボート船尾のステップに腰掛け、エントリー。事故者はエントリーするときにステップにタンクが当たり、タンクのファーストステージが事故者の後頭部に当たって負傷した。すぐに船上に引き揚げられ、ボートで最寄りの港に行き、救急車で病院に搬送。医師の治療を受けた。

直接の原因負傷

対処法

ファーストステージ(※)は、後頭部に当たらないようにタンクにBCをセットするのが鉄則。体験ダイビングでこれを本人がやろうと思ってもできないことなので、インストラクターやスタッフが調整すべきこと。今回、これを怠ったと思われるダイビングショップ側に問題はある。
※ファーストステージはレギュレーターの装置のひとつ。BCとは別にタンクに取り付けます。

でも、既にダイバーである私たちは、BCをタンクにセットする際に必ず高さ調整を考えて、ファーストステージが後頭部に当たらないようにすること。BCのタンクベルトを下に下げ過ぎると、ファーストステージが上に飛び出してしまうため、どうしても後頭部に当たりやすくなる。タンクベルトがスポット外れない程度に、上部にセットすると、レギュレーターのセカンドステージもくわえやすくなる傾向も。自分にとってのベストポジションを覚えておきたい。 

今回はボート船尾にあるステップを使って前向きにエントリーしたが、前向きの場合、ジャイアントストライドでしっかり体を前に押し出さないと、タンクがステップに当たる可能性がある。このことも覚えて、しっかり足を前に踏み出してエントリーするようにしよう。

バックロールエントリー(正式にはシッティングバックロールエントリー)の際も、ファーストステージ部が後頭部にぶつかる可能性があるので、BCのセッティングの際にはポジションに気をつけよう。

器材のセッティングは自分でするべきことだが、海外のリゾートなどではスタッフがやってくれることがほとんど。でも、BCのタンクベルトのセット位置の確認はダイビングをする前に必ず自分で行うことも重要だ。

これから体験ダイビングをする方も、上記のことを覚えておくと、ケガを防ぐことができるので、頭の片隅に入れておいてほしい。

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